アウトしているトップモデル、アマンダ・ムーア

By Shauna Swartz article from www.afterellen.com


アマンダ・ムーア

3. NYのシーンはL wordに負けないグラマラスさ

レズビアンは、ファッションなど、お洒落なものとは常に無縁の物とされていたが、近年はファッショナブルな人も多く、アマンダ・ムーアは、その中の一人でもある。また、彼女は、レズビアンを公表している初めてのモデルでもない。スーパー・モデルのジア・カランジーは、タフな態度や行動に加えて、レズビアンであることでも有名だった。このことは、アンジェリーナ・ジョリー主演映画 『Gia』 で描かれた主役のジアがヘロインと葛藤し、エイズにより1986年に、最終的には26歳で死ぬという実話をもとにしたストーリーでも良く知られている。 
 
 

アマンダ・ムーア

左: 『Numero』 フランス / 右: LANVINの香水、最新作 『Rumeur』 のイメージ・モデル 
 
 
他にも、モデル兼女優のジェニー・シミズもレズビアンということをオープンにしている。というよりも、肌を見せなければいけない仕事で、セクシーな女性がレンチにまたがっているタトゥーを入れていたら、隠すのは難しい。1993年、ジェニーはLAのクラブの外でバイクに寄っかかっていたところをスカウトされ、その後映画 『Foxfire』 で共演したアンジェリーナ・ジョリーにも気に入られた。

ジア・カランジー、ジェニー・シミズやアマンダ・ムーアは自らのセクシュアリティを隠さなかったが、ほとんどのクィアと囁かれた他のトップ・モデルはクローゼットに閉じこもったままだ。ジアに似ていたことから、仕事を始めたばかりの頃に「ベイビー・ジア」のニックネームが付けられていたシンディー・クロフォードは、1993年に 『Vanity Fair』誌の表紙をk.d.langと飾った。その表紙では、泡を塗られたk.d.langの顔を剃る理髪師を演じ、多くのファンを喜ばせ、彼らはシンディーのセクシュアリティについての根強い噂が真実であるよう願った。しかしその後、当時夫になったリチャード・ギアとシンディーは、彼らがストレートでお互いの貞節を誓い合った仲だという内容の広告を3万ドルで 『London Times』誌に出稿した。半年後には別れていたが、両者とも今もなおストレートだと主張している。

アマンダ・ムーアは、ずっとクィアであることをオープンにしていても、キャリアの面ではとくに問題があった様子はない。最近では以前ほどニューヨークのシーンに通っていないものの、「ニューヨークのシーンは、現実的じゃないと批判もされたドラマ 『the L word』 で描写されているLAのクラブ・シーンに負けないほどグラマラス」と 『The Fashion Wire』誌に語った。さらに、「ドラマに出ているキャラクター全員、私の知っているレズビアンの誰かに必ず似ている」と 『New York Observer』誌にも発言した。


アマンダ・ムーア

『The L word』の女優、Katherine Moennig (シェーン役)と(右)


彼女自身、アウトサイダーな人々にスポットライトを当てた点に関してはドラマを褒め称えているが、興味本位のストレート女性の好奇心をそそらないかを懸念している。「色々な女性の興味をそそってしまって、日帰り旅行者の様な女性が急増してくるのが少し心配。私は、誰かの実験台にはなりたくない」。しかしその点ではアマンダは安心してもいいだろう。日帰り旅行者の実験台というより、引っ越しさせるぐらいの魅力は確実に持っている。彼女のキャリアの成功が、今後、他のレズビアン・モデルにカミングアウトしやすい状況を作ったと期待しよう。


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