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1. 様々な音楽シーンをリードしてきたメンバー

●『PAIN KILLER』 ●KUCHIBIRU RECORDS ●2300円
FUTONオフィシャルサイト→ www.xfuton.com
FUTONマイスペース→ www.myspace.com/ilovefuton
FUTON来日ドキュメンタリーブログ→ www.ameblo.jp/futon-blog/
今最もホットでクールなアジアのエレクトロロックバンド、FUTON。約2年ぶりの待望のニューアルバムはPAIN KILLERと命名され、新曲はもちろんのこと、前アルバムでも人気を博した「GAYBOY」のTHE LOWBROWSバージョンや、あのChicks On Speedによるリミックス・トラックなどと、レアな作品が数々含まれている。
FUTONは2003年にバンコクで結成された、タイとUKのカルチャーがミックスしているバンド。デビュー・シングル「I wanna be your dog」(The Stoogesの名曲)にはタイ語と日本語の歌詞も加えるなど、大胆なエレクトロ・カバーがバンコクの主要FMの全てのエアプレイ・チャートで1位を獲得し、以来世界中で熱い支持を得ている。

THUNDERでのライブ (左:Bee 真ん中:Gene 右:Simon)
ギターのBee(Paul Hampshire)は、80年代のニューウェイブシーンで活躍していたバンド「Dance Society」の元メンバー、また2004年にはUKロックバンドsuedeの元ドラマー、Simon Gilbertがメンバーに加わるなど、以前から様々な音楽シーンをリードしていた大物アーティストが集結しているのも特徴。
90年代のブリティッシュポップ・ムーブメントを牽引したともいえるバンドsuedeの元メンバーがバンコクのバンドに入った経緯をSimonにきいた。「94年にsuedeでバンコクにライブに来た時、現地に着いて30分も経たないうちにこの街に恋してしまったんだ。自分はずっとイギリスに住んでいたから、全く違う雰囲気の美しい光景に惹かれた。それでその時自分に誓ったのが、suedeが解散したら絶対にここに移住すること。だから2003年のバンド解散1週間後にはバンコクに飛んでいた(笑)」
その後、バンコクのエレクトロクラブでSimonがFUTONのライブを見て気に入り、メンバーたちと意気投合、バンドに加わったという。さらに、ボーカルGeneの奇抜なルックスやパフォーマンス、唯一の女性メンバーで女優・シンガー・モデル・イラストレーターのOH(ベース)のキュートさが輝くこのバンドは、結成当初のメンバー2人が入れ替わったにもかかわらず、それぞれの個性を活かしながら息がぴったりで、大の仲良し。
待望のニューアルバムPAIN KILLERは、彼らにとって本当の意味での初めてのフルアルバムだ。「以前にもCDをリリースしたんだけれど、今までのはもっと実験的で、今回が本当に成熟したアルバムで僕らのフェイバリットでもある」と、Simonは説明する。ほとんどの曲のレコーディングはバンコクで行い、何曲かロンドンとアムステルダムでレコーディングしたという。また、Depeche Mode、Bjorkや、Massive AttackなどのプロデューサーTim Simenon(BOMB THE BASS)がプロデュースを手がけたことからも、注目を集めている。
今回の来日で初のライブとなったイベントTHUNDER(@Club Asia)でインタビューを行い、その数日後BeeとGeneの単独ライブとDJプレイもJULIANA(@渋谷SOFT)で堪能した。エレクトロティストが強めのCDとはかわって、THUNDERでのステージではバンド演奏がメインのロックな魅力を発揮した。その後のJULIANAでのBeeとGeneが2人で行うDJライブではCD同様のエレクトロなパフォーマンスも披露し、それがまた新鮮であった。キャリアのある確かな才能と、フレンドリーな人柄がとても魅力的なグループ。何度も日本に訪れていて日本びいきの彼らは、今回もまた東京のファンを虜にしたはず。

イラストレーターでもあるベースのOH+さんがデザインした特典物。
(左: TOWER全店特典ステッカー 真ん中: HMV全店特典ステッカー 右: DISK UNIONピンバッチ)
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