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2. 思春期をともに過ごしたレズビアンたち
●監督/ジョン・キャメロン・ミッチェル ●主演/スックイン・リー、ポール・ドーソン、PJ・デボーイ
●2006年、アメリカ ●配給・宣伝/アスミック・エース ●8月25日(土)より渋谷シネマライズ(03-3464-0051)ほか全国順次ロードショー
詳細はこちら→ www.shortbus.jp
Profile: Sook-Yin Lee
カナダ生まれ。女優の仕事をこなしつつ、カナダの放送局のためにテレビとラジオの番組制作や司会を務めている。本作では、「Beautiful」という曲を作詞、作曲、演奏し、音楽才能も発揮している。
――映画の中で、ゲイやレズビアンの人物が多く登場します。あなた自身、ゲイなどの友達がいますか?
ええ、いるわ。自分が若い時に影響された師匠的な人物は、友達グループでもあったレズビアンなの。15歳で家を出て、その素敵な女性のグループと友達だったのね。彼女たちのライフスタイルは本当に自由でポジティブで、身体に関しても、開放的だった。裸で歩いたり、海に行って水着なしで泳いだり、何も隠さずとってもフリーだったの。魅力的に感じたし、私みたいなティーンエイジャーにとっては、彼女たちと一緒にいられたことはとてもラッキーだったと思う。
――どういう意味で影響されたんですか?
たとえば、自分の身体に対して抱いていた不安などを克服できたの。それに、ある日みんなでトラックでアリゾナまで行って、「Good Vibrations」っていう女性専用でフェミニストなセックス・ストアを訪れたの。そこで初めてのヴァイブレーターを購入して、それがきっかけで自分の身体ももっとよく理解できたのね。
――レズビアンは、自分たちの身体そのものを受け入れて、自由でポジティブだとさっき言っていましたが、どうしてだと思いますか?
そうね。多分、自分たちが自分自身でいられるためには、勇気を持って社会に立ち向かわなければいけなかったり、自分たちを受け入れなければいけないからだと思う。一般の基準に当てはまらない人たちに対して、この社会は厳しい時もあるから。冷静に構えていないとやっていけないからね。彼女たちは本当に楽しい仲間で、色んな冒険をしたわ。個人的に、アウトサイダー的な人たちは賢くて面白くて、クリエイティブだと思うし。
――そうですよね(笑)。そういった人たちとともに過ごす中で、女性に惹かれたことはありますか?
もちろん!
――経験は?
はい、あります。
――どこまで?
(笑)。女性とセックスしたことあるわ。
――付き合ったりもしました?
デートをしたり、付き合ったりもしたけれど、フルな関係には到達しなかった。
――そうだったんですね! では、カナダのゲイ・シーンについてはいかがでしたか?
バンクーバーで連んでいたレズビアンたちはネイチャー・ガールだったの。夏はただ単に川に行ったり、空き家をスクワットしたり。そこら辺でキャンプして、森の中を走ったり、楽しかったわよ(笑)。バンクーバーは、自然があまりにも美しくて一般的だから、オーガニック系ネイチャー・レズビアンが多いのよ(笑)。グラノーラ・レズビアンのようなヒッピーとはまた違う、ポスト・パンク的なネイチャー・ガールズね。
(※グラノーラ・レズビアンとは、アース・カラーで染めた麻の洋服や天然石のネックレス、お香を炊くことなどを好む、典型的なヒッピー・レズビアンを指す。「グラノーラ」はシリアルの一種で、それをよく食べることからそう呼ばれたといわれる。)
――それに比べてニューヨークのシーンはいかがでした?
とても興味深かったわ。ゲイ、レズビアン、バイ、ストレートなどの概念を超えているの。ニューヨークでは、今やストレートでいるのはエキゾチックなぐらい(笑)。そのシーンでは、誰もが受け入れられていて、まさに『ショートバス』の世界だった。
――映画の中で、BITCH、ダニエラ・シーやレ・ティグレのJDなど、レズビアン・カルチャーでアイコン的な人物が登場しますが、スックインさんは彼女たちのことをどう思いました? (※BITCH:カミングアウトしているミュージシャン。ダニエラ・シー:『The L word』 の女優(モイラ/マックス役)で、BITCHとの恋愛も周知の事実。JD:フェミニスト・バンド、レ・ティグレのメンバー。)
みんなとても魅力的な女性だったわ。存在感の大きい女性で魅了された。
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