ジェイミー・バビット監督、『Lの世界』シーズン5について

By Yuki Keiser


Lの世界/シーズン5

2. シーズン5の新キャラクターについて

Profile: Jamie Babbit
1970年生まれ、LA在住の映画監督。映画『Go!Go!チアーズ!』(99)、『The Quiet』(06)、『Itty Bitty Titty Committee』(07)や、数多くのテレビドラマを監督。中でも、『Lの世界』や、『アグリー・ベティ』、『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』などが有名。

――シーズン5について、少し教えてくれる?

以前よりコメディ・タッチで、セックスシーンももっと増えるわよ(笑)。マラヤ・ドリューという新しいキャスト(アデレ役)も加わるし。知っているかもしれないけれど、人気ドラマ『ER』にも、ケイティ・アルヴェロ役として出演しているの。若くてとてもチャーミングな女優よ。『Lの世界』ではレズビアンの役を演じているんだけれど、実際の彼女のセクシュアリティについては知らない。色々オープンに見えるけれどね。ジェニーのアシスタント役なの。ジェニーはとっても権力のある女性になったのよ!
 

Lの世界/マラヤ・ドリュー

『Lの世界』シーズン5でアデレ役のマラヤ・ドリュー

――そうなんだ! 他にも、新しい黒人のキャラクターが登場するらしいけれど。

ルチア・リジケーという、アムステルダム出身の世界チャンピオン・ボクサー。顔も綺麗だけれど、プロボクサーだけあって、うっとりする美しいボディライン(笑)。本当にゴージャスで、さらに人柄も素敵。彼女はLAに住んでいて、仏教徒なの。俳優とアスリートに演技をしてもらうのは、全てにおいて根本的に考え方や感覚が違うから、彼女がチームに加わるのはとても興味深く面白い経験だった。実は、元はといえば彼女はドラマのクリエーターのアイリーン・チェイケンのキックボクシングのパーソナル・トレーナーだったの。今では女優としても活躍していて、クリント・イーストウッドの映画『ミリオンダラー・ベイビー』にも出演している。だから、このドラマに参加してもらえたのはラッキーだった。
 

Lの世界/ダスティ役

『Lの世界』ヘレナと監獄で恋に落ちてゆく、ダスティ役のルチア・リジケー


――彼女は撮影現場でもキャストのケアやトレーニングをしているのかしら?

ある日、喘息の発作を起こした時のこと、針治療をしてくれた。カビがいっぱいある場所だったんだけれど、当時妊娠をしていたから薬を摂取できなくて、そういったケアをしてくれたの。あと、演技を始める前は余分なエネルギーを出すために、必ずパンチングをしているの。緊張したりナーバスになる時、そういった方法をとるみたい。そんな彼女を見ているのはとても興味深い。

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