『Lの世界』ティナ役、ローレル・ホロマンのインタビュー

By Malinda Lo article from www.AfterEllen.com


Lの世界/ティナ役ローレル・ホロマン

5. 「女性とのキスシーンは?」なんて古い!

――少し前のことだけれど。テレビや映画にレズビアンがまだほとんど登場しなかった頃、映画『2ガールズ』に主演したよね。それで今は『Lの世界』でアイコン的キャラクターを演じている。最近ではテレビでレズビアンを多く見るようになったけれど、本当にこの12年間で大きく変わった。ポップカルチャーの大きな変革期に関わったことについて、どう感じている?

LH:
とにかく本当に誇りに思っている。ある意味、このふたつの役柄は繋がっていると思う。『2ガールズ』に主演したことは、『Lの世界』のスタッフが私をキャストの候補に入れてくれたひとつの理由というのも確かだし。ただ、ティナとランディ・ディーンは全く違う役柄だから、私がティナを演じられるということを証明しなければいけなかったけれど。

――その通り。彼女たちは違うタイプの人だよね。

LH:
そのふたりが全く違うキャラクターという点もとてもうれしい。20代の時に作り上げたランディ・ディーンというキャラクターは、私とかけ離れていたのね。彼女のキャラクターを作り上げるのには4週間かかったの。いまだにあの映画を見返しては、「もっとこうすればよかった、ああすればよかった」なんて思うけれど。でも、当時あの映画のためにものすごく努力して、自分の外見も変えて沢山リサーチも行った。

『2ガールズ』の撮影中、「誰がこの映画を見るのかな? 誰か買う人がいるのかな?」と、いつも心配していた。そういう意味で、『ゴー・フィッシュ』とも関係している。正直、『ゴー・フィッシュ』が成功していなかったら、『2ガールズ』も成功したかどうかわからない。『ゴー・フィッシュ』がうまくいったから、『2ガールズ』もサンダンス映画祭で上映されて、今に繋がっているんだと思う。

本当に素晴らしいと思うのは、『Lの世界』は世界中の多くの人が観られるということ。インディペンデント映画ではそれは難しいから。自主映画はスタジオやネットワークにコントロールされていないから、そういう意味では今もとても支持しているけれども、『Lの世界』が成功して5年間続いて、多くの国で取り上げられているのは本当にかけがえのないことだと思う。

Lの世界/ティナ役ローレル・ホロマン

 
――ところで、いつも聞かれる質問はある?

LH:
そうね。あなたたちレズビアンメディアは絶対聞かないことだけれども、ストレートのメディアから、「女性とキスするのはどんな感じですか?」って時々聞かれるわ。「とっても素敵よ。あなたも試してみるべきよ」って答えたくなるぐらい(笑)。

いまさらこんなバカバカしい質問に、なんて答えたらいいかわからない。恐竜並みに古びた質問よね。本当終わってるよ! 「そんなことより、ドラマのキャラクターや、彼女たちの関係、現在の政治環境などについて語ろうよ」って言いたい。

 

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