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3. 恋愛関係は甘くて優しいだけじゃない
(※このインタビューはドラマの内容について触れています。まだ観ていない人はご注意ください。)
――5シーズン目を迎え、今まで沢山のラブシーンを演じたよね。一番ハードだったのはどれ?
LH:
シーズン1の一番最後のシーン。
――喧嘩しているシーンよね?
LH:
そう。多分、今までで演じたラブシーンの中で、断トツ一番難しかったと思う。でも、ジェニファーは最高だし、何より監督がトニー・ゴールドウィンだったから安心して仕事ができた。彼は俳優もこなしているから、その気持ちが理解できてたし、私たちに寛容で長い時間をかけて撮影してくれた。リハーサルもして、それについて話し合ったりもした。
多くの人があのシーンは一種のレイプなんじゃないかと捉えたんだけれど、よく気をつけて観ると、怒りや嘆き、悲しみで溢れているシーンだというのがわかる。しかも、ティナがベットの手を自分の中に入れているの。だからレイプじゃない。彼女は必死に最後の僅かの権限を得ることに努めているなか、ああいう性的な状況になったんだと思う。ベットは、許してもらいたくて、またもう一度愛してもらおうとしているの。悲しみや喪失を味わって、「あなたを傷つけるつもりはなかった」的なことを言って、ふたりの心が再び繋がるために必死なの。
あのシーンを撮った理由のひとつは、恋愛関係では常に甘かったり優しいセックスだけじゃないということを示したかったから。長い恋愛関係の中で、裏切りのようなダークな出来事があった場合、セックスもダークになると思う。多分異性愛の間ではそういうシーンはあると思うんだけど、レズビアンでは今まで誰もそういうシーンを撮ったことなかったんじゃないかしら。
また、エピソード1で、ベットとティナが精子を探している時、3人でセックスしそうになった直後、ふたりの間にすばらしいラブシーンが生じるよね。そのシーンもとても誇りに思っている。妊娠8ヶ月のの時にジェニファーと、妊娠6ヶ月のの時にレイチェル・シェリー(ヘレナ役)とセックスシーンを撮影したんだけれど、両方とも女性の身体を謳歌していて美しいシーンだと思う。母であることのパワーや、子どもを授けられる女性を祝福している、とても独特で素晴らしいシーンだと感じている。

ティナ(左)とヘレナ(右)
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