『Lの世界』大事典

by TW editors March 2008


Lの世界

5. ドラマを彩るサウンドトラック

ドラマの演出に大きく関わるサウンドトラックにも、じつはダイク・カルチャーで人気のミュージシャンが多数参加している。今回はそんんなサウンドトラックの中から特別ホットなアーティストたちを紹介。

 

●エリザベス・ジフ (Elizabeth Ziff)

Lの世界/サントラ/エリザベス・ジフ.jpg


シーズン2からサウンドトラックを担当しテーマソングを手がける。他にもドラマのプロデュースや脚本にも携わるフェミニスト・レズビアン・シンガーソングライター。シーズン2のエピソードで、自身のバンド、ベティでゲスト出演も果たす。ティナ役のローレン・ホロマン主演のレズビアン映画『2ガールズ』(’95)の音楽にも携わっていた。

『Lの世界』でのゲスト出演シーン(フランス語吹き替え)


 
●オーガン (the Organ)

Lの世界/サントラ/オーガン

カナダ出身のロックバンド。ボーカルのケイティ・スケッチがカミングアウトしているレズビアンであり、そのアンドロジナスなルックスから、06年UK VOGUEでも数ページに及ぶファッションシューティングのモデルに起用されている。シーズン2に、自身の役でゲスト出演し、ライブパフォーマンスを披露。また、ボーカルのケイティは、TWの「抱かれたいレズビアン」ランキング第3位にノミネートされた



『Lの世界』でのゲスト出演シーン


●レ・ティグレ (Le Tigre)


Lの世界/サントラ/レ・ティグレ


伝説的フェミニスト・パンクバンドであり、LAゲイプライドでライブやDJプレイを披露するなど、米ダイク・カルチャーで最も親しまれているアーティスト。シーズン5の監督のひとり、ジェイミー・バビットの最新作『Itty Bitty Titty Committee』(’07)でもサウンドトラックに使用されている。また、メンバーのJD(写真中央)は、映画『ショートバス』(’07)にも出演するなど多方面での活躍をみせ、米ダイク・カルチャーのアイコン的存在となっている。



『Lの世界』でも使用されている曲「on the verge」(音楽のみ)



●ピーチズ (Peaches)


Lの世界/サントラ/ピーチズ


エレクトロクラッシュ界のDIVAとして知られる、フェミニスト的アティチュードが光るアーティスト。レズビアンではないものの、オランダのレズビアン雑誌『Girls Like Us』創刊号で表紙を飾るなど、レ・ティグレのJDと並び、レズビアンアイコン的存在となっている。自身の役でゲスト出演し、ライブパフォーマンスを披露。最新アルバムには前述のJDも参加している。

『Lの世界』でのゲスト出演シーン

★ピーチズの新作アルバムについてはこちら

●ゴールドフラップ (Goldfrapp)

Lの世界/サントラ/ゴールドフラップ

マドンナやカイリー・ミノーグと並ぶゲイアイコンと評されている、最近レズビアンやゲイに人気のUK発のスーパーエレクトロ・デュオ。シーズン4のエピソード11で自身の役でゲスト出演し、プラネットの店内でライブパフォーマンスを行った。また、映画『恋のミニスカウェポン(原題:D.E.B.S)』(’04)でもサウンドトラックに使用されている。

『Lの世界』でのゲスト出演シーン



●ア・ハ・ハー (Uh Huh Her)


Lの世界/サントラ/ア・ハ・ハー

2007年に結成されたLAベースのインディ・エレクトロ・ポップバンド。アリス役のレイシャ・ヘイレーがギター・ヴォーカルを務める。また、ア・ハ・ハーのオフィシャルサイトでの写真ポートレートは、レズビアン映画『Go!Go!チアーズ』(’99)主演女優のクレア・デュヴァルが撮っている。



『Lの世界』の女優やアイリーンも駆けつけた、バンドのライブ



●マーマーズ (Murmurs)


Lの世界/サントラ/マーマーズ

レイシャ・ヘイレーが『Lの世界』出演以前に組んでいたロックバンド。現在は解散。シーズン1のエピソード13など、数々のエピソードで使用されている。



『Lの世界』でも使用されている曲「Big Talker」



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