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4. 2008年アカデミー賞のクィアな要素
今年も、昨年・一昨年に劣らずクィアな要素がたっぷりなアカデミー賞だったといえる。たとえば、最優秀作品賞を受賞した映画『ノーカントリー』のプロデューサー、スコット・ルーディン。
賞を受賞したときのスピーチでは前述のロック歌手メリッサ・エズリッジと同様に、自身のパートナーの名を呼び、彼への感謝の気持ちを述べた。「私のパートナー、ジョン・バーローにも感謝します。マイハニー、あなた無しでは、これは実現しなかったと思う。ありがとう。本当にありがとう。」

ルーディンは、ヒット作『クルーレス』(‘95)や、『トゥルーマン・ショー』(‘98)、またクィアの中でも人気の高い映画『めぐりあう時間たち』(‘02)や、『イン&アウト』(‘97)、『ズーランダー』(‘01)、『あるスキャンダルの覚え書き』(‘06)などを手がけた敏腕プロデューサー。世界中が注目するイベントの中、多くの業界人の前でアカデミー賞を受賞し、自身のパートナーに感謝を述べるのは、クィア映画コミュニティにとっては感動的な一歩前進と言えるだろう。
※スピーチの最後に、パートナーに感謝の気持ちを明確に述べるルーディン
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