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5. 司会者のインタビュー

やまじえびね原作の映画『LOVE MY LIFE』(‘06)に出演した石田衣良氏、「性同一性障害」のテーマの『ハートをつなごう』でも自分が「在日韓国人であることから共感できる部分が多い」と発言していたソニンなど、以前からLGBTへのフレンドリーさが伝わっていた司会者たち。今回はそんな彼女・彼らに、同性愛についての意見や番組収録の感想などについて直接聞いてみた。

■ソニン
1983年生まれ。00年につんくプロデュース「EE JUMP」で歌手デビュー、現在はソロで活動する。『高校教師』(TBS)、『元カレ』(TBS)、『ホシに願いを』(NHK)などのドラマに出演、04年には『8人の女たち』で舞台デビューを果たす。最近では韓国SBS放送のドラマ『天国の樹』に出演するなど、マルチに活躍中。
ソニン、オフィシャルHP: www.harmonypromotion.co.jp
――今回の収録を終えて、同性愛についての考え方など変わったことありますか?
そうですね。いままで、同性愛はおかしいことだとは思っていなかったんだけれども、なんとなく触れてはいけないのかな、と感じていました。でも、今日の収録を終えて、もっと積極的に触れても良いんだなとわかりましたね。
――今日の当事者の様々な発言のなかで、ソニンさんにとって一番印象的なことは何でしたか?
「レズビアンは同性愛者と女性として、ダブルマイノリティ」だということですね。いままで考えたことがなかったことなのでとても印象的でした。
――なるほど。芸能界は同性愛者が多くいることで有名なのですが、ソニンさんもゲイやレズビアンの友人はいますか?
ゲイの友人はいますね。でもレズビアンはひとりも知りません。よく考えると、カミングアウトしているレズビアンに出会ったのは今日が初めてなんですよ! それ自体は驚きですね。
――そうなんですね。今日一日で尾辻さんとイトーさん、TW編集部を入れて一度に4人のカミングアウトしているレズビアンに会いましたね!
そうですね(笑)。
★視聴者へのメッセージ
<いままで同性愛について知らないことはたくさんあったんだけれど、同性愛が間違っていることだとは思いませんでした。人を愛する気持ちはみんな一緒だから。そんなにすぐに現状は変わらないかもしれないけれど、こういう番組を通して変えていけたらと思います。みなさんには、負い目を感じず、堂々としていて欲しいです! だから、収録で朝原さんが言っていた通り、「大丈夫!」と私も言いたいですね。>

■石田衣良(いしだ・いら)
1960年生まれ。大学卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。03年『4TEEN』で第129回直木賞を受賞。『波の上の魔術師』や『LAST』、『アキハバラ@DEEP』、『東京DOLL』、『下北サンデーズ』など数々の著書を出版し、人気を博している。
――石田さんは、女性同士の恋愛を描く映画『LOVE MY LIFE』でゲイの役を演じ、また、昨年のアジアン・クイア・フィルム&ビデオ・フェスティバル(以下、AQFF)にも応援のメッセージを送るなど、とてもゲイ&レズビアン・フレンドリーに見えるのですが、そのあたりいかがですか?
そうですね。『LOVE MY LIFE』に出演する前から、セクシュアリティを理由に人を分けるのは良くないなと元々思っていたんですよ。それで同映画に出演したり、AQFFにもメッセージを送ったんです。
――そうだったんですね。石田さんは、同性愛についてどんなご意見をお持ちですか?
色々とありますが、今回お話にも出ていました、たとえば初恋という貴重な経験が否定されるのは辛すぎますよね。ゲイやレズビアン、異性愛者も恋愛について悩んだり告ったりするのは、みんな一緒。だから、恋愛を禁止するのはおかしいと思いますね。
――そうですね! 今回の収録で色んな方のお話しを聞いて、印象的なことはありましたか? また、これまでのご自身の考えで変わったことはありますか?
今回、「同性愛者はパートナーが危篤のときに病室に入れない」などの話を聞いて、もっと法律で守られるべきだなと思いましたね。またソニン同様、「レズビアンがダブルマイノリティ」だということが印象的でした。
★視聴者へのメッセージ
<時代の風は確実に性的マイノリティのほうに向かってきていると感じています。まだ難しいことは多いけれど、みんなで力を合わせれば変わっていくと思う。自分の周りをよく理解して、戦略的に生きていけるようにして欲しい。それが、みんなが生きやすい社会になると思うから、頑張って!!>

■桜井洋子アナウンサー
1951年生まれ。75年明治大学卒業。同年NHK入局、00年にエグゼクティブアナウンサーに。『スタジオ102』や『ニュースワイド』、『ニュース7』などの数々のニュース番組を7年担当。07年から『ハートをつなごう』などを担当。
――収録が終わって、同性愛者の置かれている日本の状況について考え方は変わりましたか?
やっぱり、「レズビアンはダブルマイノリティ」ということが印象的でした。今回、色んな方のお話しを聞いて、同性愛者の置かれている状況は深刻なんだなと思いました。愛の形は生きる形であって、色んな生き方があると思うんです。
――今回の収録で、一番驚いたことは何ですか?
いままで自分の周りにゲイ男性はいたんですけれども、人口の3-5%も同性愛者がいるのは知りませんでしたのでそれは衝撃的でした。
――ご自分の周りにゲイ男性がいたとおっしゃいましたけれども、カミングアウトしているレズビアンはいましたか?
いませんでした。ソニンちゃんみたいに、私もカミングアウトしているレズビアンに会うのは今日が初めてだと思います。「性同一性障害」について番組を収録したときも初めて、日常的にGIDがいることを知りましたが、今回もゲイやレズビアンについて同じことがわかりました。
★視聴者へのメッセージ
<ゲイ男性に関してそれまではテレビで見る、いわゆる「オネエ」言葉を使うゲイ男性は知っていたんですけれども、今日のゲストのように違うタイプのゲイ男性もいることを知って、ひとつのタイプのゲイ男性やレズビアンじゃないんだなとわかりました。是非第2弾も行いたいですね!>
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