アウトしているクィア女性メダリスト

By Sarah Warn article from www.afterellen.com


08年オリンピック

2. 【サッカー編】(1)
08年オリンピック


決勝戦でロスタイムでブラジルを破り、今回アメリカの女子サッカーチーム3度目の金メダル獲得となった。そんなチームの中に、25歳のナターシャ・カイがいる。彼女のプレイは攻撃的で、準々決勝では、カナダ相手にロスタイムの決勝点でチームを決勝へと導いた。

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※決勝のブラジル戦でボールをコントロールするカイ


決勝のブラジル戦では、両チーム得点がないまま90分が終了。ロスタイムにて、カーリー・ロイドが得点を挙げ、結果アメリカは金メダルを手にした。

歓喜したカイはユニフォームのシャツを脱ぎ、金メダル獲得を祝う。その姿は、1999年ワールドカップ決勝戦で中国を破ったアメリカの主将ブランディ・チャスティンの物議を醸し出したパフォーマンスを彷彿させた。

08年オリンピック


米女子サッカー代表チームで初めてプレイしたハワイ人であるカイは、今年の初頭に放送されたナイキのCMで反逆者的なイメージを押し出された。その理由は、彼女の少し突飛で風変わりなパフォーマンスや19個にも及ぶたくさんのタトゥーだといわれる。とはいえ、タトゥーに関しては、反骨精神というよりも文化的なものだと彼女は反論している。


08年オリンピック

※19個ものタトゥーを入れているナターシャ・カイ。


カイはオリンピック直前に、NBC局のオリンピック専用サイト、「NBCOlympics.com」 のインタビューでカミングアウトしている。1月にチームに加わり、当時 とても厳しい状況に置かれていたことを語っている。「1月の頭に、気管支炎のため合宿に行けず、また当時の彼女と最悪の形の別れ方をしていた。」そのため、コーチは彼女のプレイが向上しなければ、「チームから解雇する」と彼女に告げたとか。

カイはそれをしっかりと受け止め、徐々に技術を上げた。オリンピック本番では1ゲームはスターターとしてプレーし、他の6ゲームでは交代選手として出場。合計199分プレイし、8つ放ったシュートのうち、4つを枠内に飛ばし、うち1得点を挙げたのだ。

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