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4. 【ソフトボール編】
2000年以来初めて、アメリカのソフトボール代表チームがオリンピックにて金メダルを逃した。決勝で日本に3対1で破れた。
銀メダル獲得のアメリカチームには、レズビアンとしてカミングアウトしているキャッチャー兼内野手でもあるローレン・ラピンや、バイセクシュアルでもある内野手ビッキー・ガリンドが所属。二人とも、8月に発売された、米LGBTニュース紙『The Advocate』のインタビューでカミングアウトした。ラピンは、男女どちらとも真剣な恋愛をしてきたガリンドにカミングアウトする勇気を与えてもらったと語っている。また、「(ガリンドは)自分のセクシュアリティに対していつも自然体でいて、私もそれに触発されたの。だから、自分もガードやバリアを和らげて、チームメイトたちともっと色々と正直に話すようにした。」

※バイセクシュアルとしてカミングアウトしているガリンド(左)
&レズビアンとしてカミングアウトしているラピン。
このニュースに対して、アメリカ代表の遊撃手ナターシャ・ウォタリーはカリフォルニア州オレンジ郡の地方新聞『O.C.Rejister』に次のように語った。「チームのみんなは彼女のカミングアウトを受け入れているわ。私たちは彼女が紫であろうと、緑であろうと、他の惑星から来たとしても、構わない。そんなこと全然気にしていなくて、ありのままの彼女に興味あるわけ。レズビアンだってことは、大したことじゃないわ」ときっぱり。「まぁ、彼女がスランプに陥ったなら、それは私たちにとっては問題だけどね!」と冗談まで言う余裕を見せた。

※決勝戦前にチームメイトと一列に並ぶガリンド(中央)

※チームメイトを応援するラピン(左から2番目)とガリンド(右から2番目)
ラピンは決勝戦で打点を挙げることができなかった。(アメリカ唯一の点は、クリストル・ブストスが4回に打ったホームランのみだった)。アメリカ代表は決勝戦でも素晴らしいプレイを見せたが、日本の上野由岐子が見せた突出したピッチングや日本チームの素晴らしい守備によって得点まで至らなかった。ピンチヒッターのビッキー・ガリンドが9回に1塁打を放ったが、最後まで1塁より先に進むことができなかった。

※チームメイトとブストスのホームランに声援を送るラピン(下段の右から2番目)

※ダッグアウトにてラピンとチームメート
次回からのオリンピック種目からソフトボールが外れることが決定された。その原因のひとつは、アメリカがこの種目を牛耳りすぎると噂されているが、今回の日本からのアメリカ敗北で、オリンピック種目に復活するのに貢献するのかもしれない。

※敗戦に愕然としつつ、銀メダル授与式に向けて気持を持ち直す米国チーム。
「もしもこの敗戦が、私たちをもう一度オリンピックに連れてきてくれることにつながるのなら、それはそれで良いわよね」と、アメリカ代表コーチのマイク・キャンドレアは共同通信に語った。今後もスポーツで活躍するカミングアウトしているクィアたちから目が離せそうにない。
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