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1. 【ハンドボール編】
2008年、北京で開催されたオリンピックでは、レズビアン・バイセクシュアルとしてカミングアウトしている女子選手が13人出場し、うち6人がメダルを獲得している。(※ちなみに、同オリンピックにてゲイとしてカミングアウトしているオーストラリアのダイバー、マシュー・ミッチャムは男子10mで金メダルを獲得した。)
今回は、女子ハンドボール決勝でロシアに対して4ゴールを決めたノルウェーのカーティア・ナイバーグや、女子サッカーの準々決勝でアメリカを勝利に導くゴールを決めたカターシャ・カイ選手、銀メダルを獲得したアメリカ女子ソフトボールチームのヴィッキー・ガリンダ選手、ローレン・ラピン選手などを含め、大活躍した彼女たちを種目ごとに一挙ご紹介。
まずは、ハンドボールから。
レズビアンであることをカミングアウトしているノルウェー女子ハンドボールチームの主将で28歳のグロ・ハマーセングは、チームを率いてオリンピック決勝戦でロシア相手に34対27で勝利し、チーム初となるオリンピックでの金メダルを獲得した。同様にカミングアウトしているカーティア・ナイバーグを含む同チームは、準決勝の韓国戦ではセンターバッグのハマーセングがラスト1秒で決勝点をゲットし、決勝に進んだ。

※ノルウェー女子ハンドボールチームのカーティア・ナイバーグ(左)とグロ・ハマーセング。
二人とも決勝のロシア戦でも得点を決め、総得点が4得点のナイバーグは同チームで3番目に多くのゴールを挙げた。ナイバーグは試合後に「私は今地球上でもっとも幸せだと思います」、「金メダルへの決めては、そのスピード力だったと思います」とレポーターに語った。
歴史的な勝利の日はちょうどナイバーグの29歳の誕生日と偶然にも重なった。「自分の誕生日なんて、いまはとくに気にしていないけれど、チームの皆が私にこの金メダルを誕生日にプレゼントしてくれたのはうれしかった」

※ノルウェー国旗を持ってチームの先頭でビクトリーランをするハマーセング。
そんな英雄二人はじつはカップルで、2005年にカミングアウトしている。以来、自分たちの関係についてオープンにしていて、多くの人々に温かく見守られている。2006年にノルウェーがヨーロッパ・ハンドボール・チャンピオンシップで勝利を収めた後、ハマーセングは当日スタンドに座っていた恋人のナイバーグに向かって空中にハートを描き、ナイバーグは同様にそれに答えたというロマンティックで心暖まるなエピソードも。
※勝利を祝うハマーセング(左)と恋人のナイバーグ。
2007年、ハマーセングはノルウェーの新聞に「もし、少女たちが私とカーティアを見て有名なアスリートでありながらゲイであることを公にして生きることが可能だと知ってくれるなら、それはとても良いことだわ」とコメントしている。
※公の場でカップルであることを隠していないハマーセング(左)とナイバーグ。
訳: Kaori Takyu
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