|
6. ジュネーブ大学のLGBTグループ
早稲田大学のLGBTグループ、GLOWと同様に、ジュネーブ大学にも「シンク・アウト」(Think Out)という、LGBTグループが2年前にレズビアンでもあるレイラさんによって創始された。以降、5人ほどの生徒によって運営され、現在は100人以上ものメンバーや、カミングアウトしている教授や講師3人も参加。毎月メンバー数が上昇する大きな団体となったのだ。講師のうち、当サイトでも対談を行った作家でジュネーブ州立大学文学部に勤務する松永尚三氏や、日本の早稲田大学に2004年に留学したジュネーブ大学の元生徒カトリーヌもメンバーに加わり、じつは日本とのゆかりも深い。

※ジュネーブ大学の元生徒カトリーヌもシンクアウトのメンバー
カトリーヌは早稲田大学に留学中GLOWに参加し、ジュネーブ大学のグループの名付け親でもあり、以前からLGBT活動に積極的な素敵なLガール。今回はジュネーブを案内していただき、シンク・アウトの創始者を紹介してもらった。続いて、シンク・アウトの創始者でレズビアンとしてもカミングアウトしているレイラさんのインタビューをお届け。スイスのタフガールをご紹介!
★シンク・アウト(Think Out)
●隔週火曜日に、ル・ファールやリヴレッスにてミーティングが開催
●シンク・アウト、オフィシャルHP/http://thinkout.canalblog.com

※シンク・アウトの創始者で超クールなタフ・ガール、レイラさん(右)
――レイラさんはシンク・アウトをいつ創始されたんですか? また、その経緯は?
創始したのは確かに私だけれども、それよりまず言いたいのは、当初から参加してくれている数人の仲間たちのサポートなしでは実現できなかったことです。私の入学した2006年の11月にシンク・アウトを立ち上げて、団体として正式に大学に登録しました。私たちにとっては公的機関からの支持を得るのが重要だったので、あえて大学に登録している団体を立ち上げました。
――スイスでは9月末に入学するので、11月ということはレイラさんは入学早々、LGBTグループを設立したことになるんですが、創始した理由は?
そうですね。大学1年生になって、他にクィアなライフスタイルを貫いている生徒がいないかなって思って。それですぐ、そういった団体があるのかどうか調べたんだけれど、以前ひとつあったものの、15年前に終了してしまったと知って。それで勇気を振り絞って新しいのをつくることにしたの。
他のLGBTやクィアなどの生徒たちと交流できる団体をつくろうと思ったんだけれど、設立当初より20人ほどの生徒が毎週火曜日の打ち合わせに参加してくれたの。あまりの良い反響に、スペシャルな団体が誕生したことを実感した。
――具体的には、どういった活動をしていますか?
シンク・アウトは恋愛や、性的指向、ジェンダーなどについてのディスカッションの場を提供しているの。それで毎週集まって交流したり、その他にも講師や専門家、講演者などを招いて、研究発表をしてもらったり。またはローカルや国内外の団体とのコラボレーションも定期的に行っている。シンク・アウトの目的のひとつはLGBTのヴィジビリティ・理解の向上なので、スイスのテレビやラジオにも出演しているの。
また、ジュネーブ州とコラボレートしてもらって、年に何度かお祝いイベントも主催している。たとえば、カナダの有名レズビアンバンド「レズビアン・オン・エクスタシー」(Lesbians on Ecstasy)(※レズビアンカルチャーで超有名なバンド)らとライブを催しました。
[ 1 ] [ 2 ] [ 3 ] [ 4 ] [ 5 ] [ 6 ] [ 7 ] [ 8 ]
|