2008年レズビアン流行語大賞!

By TW editors November 2008


レズビアン流行語大賞

2. あの二丁目業界用語のメジャーデビュー

先日、Tokyo Wrestlingでレズビアン流行語大賞を決めるべく、みなさんのご意見を募集しました。その結果、本当にたくさんの方々からご応募をいただき、どうもありがとうございました!

ここでは、頂いたご応募を元にTW編集部が選び抜いたトップ5を、実際の読者の方々のご意見も交えながら発表していきたいと思います。それでは以下、第5位からどうぞ!

ビアン


今年の2月にスタイリッシュ・レズビアンドラマ『Lの世界』のDVDが日本でも遂にリリースされ、いままでにないLブームを巻き起こした。同時に、海外ではさまざまな華々しいLハプニングが次々と起こり、社会現象を引き起こし記念すべき年となった2008年。

そんななか、これまで一般メディアではほとんど耳にしなかった二丁目業界用語の“ビアン”がレズビアンドラマ『Lの世界』の字幕や吹き替えで多く使用されたこともあってか、いままでにない頻度の高さで一般の女性誌にも登場するように。

まず初めに大々的に使用されたのは、発売当時当サイトでも取り上げた、女性ファッション誌『FraU』(08年1月号)での『Lの世界』タイアップ記事だと思われる。


フラウ・ビアン

※日本で初めて”ビアン”を大々的に使用されたと思われる、『FraU』(08年1月号)


見開き2ページの記事に “ビアン”、“ビアンカップル”などが15回以上も連発され、いままで当事者間でしか使われていなかったこの言葉のメジャーデビューを飾ったという、歴史的な記録を残したのだ!

さらに、それまで一般誌で主に使われていた “レズ”(差別用語でもある)が、「レズ疑惑」や「レズ関係」など、使われる文脈からしてもポルノグラフィックでセンセーショナルなニュアンスを含めているのと比べ、“ビアン”は、「ビアンな貴女」「ビアン仲間」など、よりナチュラルでライフスタイルなどを感じさせる言葉として使われているのも特徴。女性同性愛者を指し示す言葉が、公のメディアで初めて“ベッドの中“から抜け出し、日常的でカルチャー的な側面も連想させるものとしてフィーチャーされているのは画期的と言えるのでは。

ちなみに、当サイトでも度々使う、タフで自己主張が強いビアンを指す“ダイク”という言葉も、じつは今年女性ファッション誌に姿を現していたのだ。女性同性愛者を指し示す言葉の中でも最も通向けの俗語とも言えるこの言葉が何故掲載されたかというと、それもそのはず、当サイトの大好評企画「抱かれたいレズビアンランキング」が女性ファッション誌『GISELe』 (08年8月号)に転載された記事でのこと。なかでも、リンジー・ローハンと交際中のDJサマンサ・ロンソンにたいしてのコメント“ダイク特有のハスキーボイス”という素晴らしい表現に編集部一同感動したのは記憶に新しい(笑)。

『GISELe』
Copyright © SHUFUNOTOMO Co.,Ltd All rights reserved
※TW大人気企画「抱かれたいレズビアン・ランキング」が転載された『GISELe』(08年8月号)


他にも、公開当初当サイトでも取り上げた、『FIGARO japon』ウェブサイトでブログ執筆中のライター兼ドラァグクィーンのつよこ・フォン・ブランデンブルクの投稿の中でも、「ダイキーな」というかたちで掲載されるなど、流行語まではいかなくとも、“ビアン”と並び“ダイク”も日本の一般誌で自然に使われ始めているのは確か。これには日本のダイクたちもご満悦なはず。来年こそは大賞を!!


[ 1 ] [ 2 ] [ 3 ] [ 4 ] [ 5 ] [ 6 ]

kanrenkiji.jpg
【TW エディターズ・ダイクトーク 】
「レズビアン」「ダイク」、「クィア」などの言葉の微妙なニュアンスや意味の違いについてTW編集部がトークで追求
line.gif
【『Lの世界』関連記事】
ドラマ『Lの世界』に関するレポートやインタビュー記事