2008年レズビアン流行語大賞!

By TW editors November 2008


レズビアン流行語大賞

4. 新しいスタイルのカミングアウト
ほぼカミングアウト


厳密に言うと2008年の出来事ではないけれど、2007年の暮れに起きて今年紙媒体で話題をさらった、ビッグ女優ジョディ・フォスターの“ほぼカミングアウト”。

ジョディ主演映画の『ジャック・サマースビー』でプロダクション・コーディネーターを務めていたシドニー・ベルナールと出会ったとされ、以降2人はパートナーに。その後人工授精でジョディが2人の子どもを設け、ベルナールが彼らを養子にとり4人家族として新しいタイプの家庭を築いていた。


ジョディ・フォスター

※左:子どもたちとともに昨年撮られたジョディ・フォスターと当時の恋人、シドニー・ベルナール。
右:ベルリンで行われた映画『フライトプラン』のプレミアパーティーに出席したシドニー(右)とジョディ。


昨年までプライベートについては、ひと言も明かさなかったジョディだったが、チャリティイベントで自身とベルナールの名字を併せ持つ子どもの名前が刻まれたプレートを公に披露し、周囲を驚かせた。また、12月にはパートナーの名前を公の場で初めて口にし、感謝の気持ちを述べるなど、オープンになりつつあるかのように見えた。

このパートナーの公表は正式なカミングアウトではなく、事実本人も未だに認めていないものの、国内外のプレスではこの長すぎる周知の事実をカミングアウトとして無理矢理受理したのも印象深い。

“私はレズビアンです”といった明確なカミングアウトを行わず、自分にラベルを貼るような発言こそしないものの、行動やライフスタイルで潜在的にカミングアウトする“ほぼカミ”スタイルが、最近のセレブリティの間では主流のようだ。

残念ながら、ジョディの「ほぼカミ」数ヶ月後に約14年来の交際に終止符を打ち2人は破局してしまったが、とにかく彼女はメディアでカミングアウトしているレズビアンとして認知され、多くのビアンたちを感激させた08年最もハートウオーミングな出来事なのではないだろうか。

本人が長年認めなかった分、“いまさら”という気持ちの傍ら、世界各国のプレスもすっきりした様子で、彼女を温かく見守る姿勢をとっている。来年こそは“リアル・カミングアウト”になるか!?


★ ご応募頂いた読者の方からのコメント

言葉ではなくて出来事と言えば、やっぱりジョディ・フォスターの「ほぼカミングアウト」!
今となっては恋人と別れてしまったけれど、長年の鬱憤が晴らされたようにすっきりした彼女の潔さに感動しました。


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【ジョディ・フォスター、ほぼカミングアウト!】
かねてからレズビアンと言われているジョディ・フォスターの”ほぼカミングアウト”