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3. 人生がインスピレーション
――アルバムのコンセプトは?
『Lの世界』などの撮影の関係で、このアルバム製作ではお互い一緒にいられる時間が少なかったの。そんなバタバタしているなかコンセプトについて考えるのは難しかった。だからとくに何かコンセプトがあるワケじゃなくて、それまで作り続けていた曲を一緒にまとめたCD、という感じ。
音楽とプロデュースの面で行いたかったことは、曲やエモーションのジェットコースターみたいに、曲が次から次へと流れるかのように仕上げたかったの。最終的に統一されていて、全ての曲が音楽的に共通点があるように努めた。だから、当初はコンセプトなどはとくになかったんだけれど、曲ができあがるにつれまとまった形に仕上がっていったと思う。
――一貫性あるように聞こえて、全ての曲がとても良くマッチしていると感じたわ。
ありがとう! できるだけ密接した雰囲気に仕上がるように努めたから。
――日本盤CDは1月21日のリリース予定なので、まだ聴いていない日本の読者がいると思うんだけれど、そういうファンのために、CDを紹介してくれる?
大きく言うと、エレクトロニック・ポップ、またはポップ・エレクトロニカのジャンルに属しているアルバムだと思う。でも私は「ダーク・ポップ」という表現が好きかも。ダークさも少し含まれているポップソングだと思っているから。ポップやエレクトロだけじゃないし、かといってロックでもない。または、「インディ・エレクトロ・ポップ」という表現も良いかな。
――アルバムのカバーはパープルになっているよね。だからアルバムの曲をカラーで表すとしたら、勝手にパープルかなと思ったんだけれど、カミラはどう思う?
うーんどうかな、わからないわ…。良い質問だわ! そうね…、赤だと思う!
――赤? それはどうして?
アルバムの曲が怒りやパッションなどの色んな強い感情を表現しているんだと思う。
――ところで、このアルバム作りにおいて何が一番エキサイティングだったのかな?
正直、単純にできあがったこと! 私にとって初めて自分で書いてプロデュースからリリースまで行なったアルバムなの。だから、パッケージングまで完成させて、最後にお店に置かれたことがとにかくうれしかった。ショップに行って、自分のCDを見たときは、「やっと自分の仕事ができあがった!」って感じだった。やったぁ!!って(笑)。
――あなたにとって、これが初めてのアルバムなのね。
100%参加して、プロジェクトの一貫だった、自分のアルバムとしてはね。ただスタジオ・ミュージシャンではなくて、今回はアルバム製作にゼロから参加し作り上げていったから。
――さっき、パッションやエモーション、怒りなどの感情について触れたけれど。曲のインスピレーション源は?
ひと言で言うと、人生。自分のだったり、他の人のだったり。人々の関係や恋愛、友情、交流の仕方などを観察したりして。自分の周りに最近色んな混乱が起きていたので、それについても書いた。だからといってそのままじゃなくて、比喩的な表現が多いの。たとえば「愛」って歌っても、人についてではなくて、何か別のことについての場合もあるとか。
――どういうときにインスピレーションを得ているの?
私は夜行性だから、フクロウみたいに夜の行動が多いかな(笑)。インスピレーションを得ているときは、とにかく曲ができあがるまで作曲を止めない感じ。一時期よりインスピレーションが少なくなっている気がするから、一気に書くのが好きなのよね。部屋に閉じこもってアイディアを考えて、浮かび始めたらずっと缶詰で書いている。ぶっつづけで1週間とかもよくあること。
――寝ないで曲作りに取り組んだ際の一番長い時間は?
多分二日間とか。
――二日間も寝ないでずっと曲を書いていたの!?
ええ(笑)。あるときは、寝ないでひたすら書いていたの。
――ちなみにどの曲?
「Dreamer」…かな。あ、じゃなくて、「Dance with me」だった。あと、「Wait another day」も、結構寝ずに書いた…。
――そのかいあって全て良い曲ばかりね!
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