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2.ネオナチに攻撃されながらも
実際にこのパレードに参加してみてまず印象的だったのは、集合場所の広場に着いたときの警察官の多さでした。今回初めて参加したポーランドのパレードでしたので、最初はその人数の意味がわかりませんでしたが、パレードが始まった瞬間に理解しました。
※パレードの集合場所には多くの警察官が。
残念ながらポーランドには、日本でいう2丁目のようなゲイエリアも無ければ、同性愛を憎悪する人がまだ多く、同性愛が最も受け入れられていない国のひとつという悲しい記録を持っているのです。
ゲイパレード開催前、その告知が街中に貼られるのと同時に、それに強く反対する内容のポスターも貼られるのです。毎年、ゲイパレードが行われる日に合わせて、同性愛に反対するアンチ派のグループも集結し、ゲイパレードの旧市街への進入などを阻止しようとします。
※毎年、同性愛に反対するネオナチ・グループがパレードを阻止しようとし、参加者たちに攻撃を。
ゲイパレードは合法であるためアンチ派は警察によって端に追いやられ、激しく抵抗する者は拘束されます。そういった経緯で、今回500人ほどの警察官が動員されていたんです。
※今回、ネオナチの攻撃を阻止するため、500人ほどの警察官が動員された。
今年も2~300人ものアンチ派が集まっていました。彼らは黒い服を纏い、赤と黒の旗を持ち、毎回卵やビン、石などを投げゲイパレードの参加者たちを挑発してきます。今年も同様の行動を行なっていましたが、さらに鉢植えや椅子までも投げる者がいました。過去には乱闘騒ぎを起こしたこともあり、救急車で病院に運ばれる参加者もでました。
結果、パレードの進入を阻止しようとした者を含め、アンチ派のうち15人が警察に拘束されたと報道されています。
そんな状況で歩いたのですが、カラフルに明るく行進するゲイパレードと、罵声をあげたり攻撃をしようとする赤と黒のスキンヘッド軍団がとても対照的でした。とくに残念と感じたことは、ポーランドの一部のメディアがアンチ派グループを中心に取り上げたことでした。
ともあれ、このような過激な状態のなかでも、ゲイパレードに参加し自分の意思を主張できたことに大きな充実感と満足感を得ることができました。反対派の攻撃に負けず、これからも参加者が増え、この国の同性愛に対する偏見がなくなり、考え方が前進していく日を期待しています。日本のみなさん、これからも応援をしてくださいね。よろしくお願いします!
※パレードの終わりに行われる風船飛ばし。
※「私の先生はレズビアンだ」と書かれたプラカード。
※「私はポーランド人でもありレズビアンでもある」と書かれたプラカード。




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【ベオグラードのゲイプライド】
セルビアでは実質初めての開催となる、10年10月10日に行われた『PRIDE BELGRADE 2010』のフォトレポート
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