ラ・ルーのライブレポート

By Hisako Kondou


ラ・ルー


今回は、9月23日(水)に代官山のクラブ・ユニットで行なわれた、UKの次世代エレクトロ・ユニット、ラ・ルーの初来日ライブのレポートをお届け。

シルバーウィークの最終日の18時に幕を開けた本ライブは、いまをときめく東京のおしゃれアーティストことマドモアゼル・ユリアのDJタイムでスタート。休日のなか集まった、まったりモードのオーディエンスたちの体をお得意のエッジィなエレクトロ・サウンドでほどよく温めたところで待望のラ・ルーが登場し、ついにオープニング!

ラ・ルー

ユニット名でもあるトレードマークの“赤毛”をいつも通りボリュームたっぷりに盛り立てたハンサム・ガール、エリー・ジャクソンは日本を意識したのか折り紙のモチーフを連想させるカラフルなジャケットが存在感大で、場内の視線を一気に釘付けに。最初は少しシャイだった様子のエリーもオーディエンスと徐々にシンクロしてきて会場はタテノリ状態へと突入! そしてとびきりチャーミングな笑顔でフロア中をたちまち虜に。また会場の前方には男性のオーディエンスが大半に感じられたなかでも、アンドロジナスなルックスやボーイッシュな雰囲気の女の子も多く見られ、海外に限らず国内でもクィアへの人気度を再確認させてくれた。


そして、アルバムのアンドロイド的なエリーの歌声と全体のデジタルなイメージとは裏腹に、実際に生で聴くと、繊細ながらもより一層温かみのあるバンド・サウンドだったのが印象的。もちろん、ラ・ルーの代名詞ともいえる特徴的な高音ボイスも健在で、突き抜けるというよりも心地よいトーンでフロアに響き、相性抜群のシンセと絡み合って絶妙なハーモニーを聴かせてくれた。

ラストは、大ヒット曲「Bulletproof」でオーディエンスと一緒にコーラスしながら、会場は最高潮にヒートアップ。エリーのテンションに合わせて誰もがジャンプせずにはいられない一体感に包まれた。まだフルアルバムを1枚しかリリースしていないため、持ち曲が少ないなか、場内の興奮のボルテージをマックスにまで引き上げてクールに去る演出は次への期待を煽ること間違いないし!

ラ・ルー

とにかく、ラ・ルーのフロントガール、エリーのユニークな魅力は写真を見ただけでも充分に伝わるけれど、彼らがバンドとして生み出すサウンドとビジュアルの独自の世界観は実際にライブで体験するとさらにパワーアップ! 今回見逃してしまった人は、是非次回の来日ステージで、自身の目と耳と体で味わってほしい。またこのレポートで新たにラ・ルーに興味を持った人は、是非彼らのファースト・アルバムをチェックしてみて!!

【ライブでの曲目タイトル】
Tigerlily
Magic
Fascination
Colourless Colour
Saviour
Cover My Eyes
I'm Not Your Toy
Quicksand
In For The Kill
Bulletproof

●Artist:La Roux/ラ・ルー
●Album:La Roux/ラ・ルー
●リリース日 | Release:2009/08/05
●2,200yen(税込み | Incl. tax)
●レーベル | Label:UNIVERSAL INTERNATIONAL
●マイスペースアカウント・ページは、こちら↓
www.myspace.com/larouxuk
●「Bulletproof」のPVは、こちら↓
www.youtube.com/watch


Photos by 森リョータ


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