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5. クィアカルチャーとのコラボは重要
――ライブしたい場所はある?
M と B同時に:
ここ東京よ!
B:
この街には以前から憧れていて、ずっと来てみたかった。パフォーマンスしてみたい場所のトップリストに入っていたことは間違いないね!
M:
ここにいるなんて信じられないほど! 自宅から最も遠い場所でもあるし。
B:
今回初めて来たけれど、とにかく日本のカルチャーが大好き(笑)。
――日本のどこにとくに惹かれているのかな?
B:
まずアメリカですでに経験したり、出会っていた日本のアートや文化にずっと魅了されていたわ。
M:
さっき話していた舞踏も影響しているかもね。
B:
そうね。あと言語も素敵!
M:
ファッションも最高。
B:
あとドラムマシーン! 日本はまさにドラムマシーンの発祥地よね!
M:
シンセサイザーも素晴らしいし。とにかく理由がたくさん!
――エキサイトしているのがよく伝わってくるわね!
M:
そうなの! アメリカに帰りたくないのよ(笑)!
B:
どうやったらこのまま東京に残れるか考え中(笑)。どうにかしたい!
――(笑)ところで、オランダのレズビアンアート誌『Girls Like Us』(GLU)がリリースしたCDに曲を提供しているんだけれど、参加したきっかけは?
M:
『GLU』を主宰しているジェシカがニューヨークに頻繁に来るんだけれど、そのときに彼女と会って意気投合したの。彼女はソフィ・モーナーと付き合っていて。
――『GLU』や『Capricious』というエッジィなアート写真集を出版している人ね。フォトグラファーでもあるのよね。
B:
そう。ソフィはすごく良い人で、仲の良い友達なの。ブルックリンにギャラリーを持っていて、素晴らしい作品を発表しているアーティスト。とにかくそういう縁でジェシカと会うことができて、彼女が私たちの楽曲「Sinister Militia」を聴いたときに、これをアルバムに使用させてくれないかと言ってくれたの。もちろん、即答よ!
――メインストリームだけではなく、そういったクィアカルチャーに携わるのは好き? また、クィアシーンと関わりを持つことは大事なこと?
M:
ええ! まずクィアなメディアと色々話すのにはいつも興味を持っている。カミングアウトしているし、レズビアンだし。でもそれはさっき話した通り、クィアなメディアに対してだけ取っている姿勢。
B:
他のクィアバンドとライブをしたこともあるし。クィアなバンドはそんなにあるわけじゃないから頻繁に実現することではないけれど、たとえばNo Braと共演したことがある。
――ユニットに行ったとき、No Ageの前座だったからと言うこともあるかもしれないけれど、ストレートの男性が多くいた気がした。Telepatheのファンはどういう層?
M:
ヨーロッパではクィアも含め、色んなタイプの人たちに聴いてもらっている。イギリスではほとんどがストレートの男性。アメリカでは、とくにニューヨークが一番クレイジーなんだけれど、とてもクィア色が強い層。10代のアフリカ系アメリカ人の男の子とか、色んなバックグラウンドを持つクールな人たちばかり。
B:
たくさんのゲイ。
M:
そう。でもアメリカのニューヨーク以外の都市でライブをするとまた違ってくるの。逆にみんなストレートの男性で、私たちを大好きか大嫌いかのどっちかね。
――ストレートの男性の一部から嫌われる理由は何だと思う?
M:
私たちのことを脅威だと感じているのかもね。
B:
(レズビアンってことで)彼らとデートしたり付き合う可能性がまったくないから(笑)。
M:
事実、そういう男性たちは女性嫌いというか、男尊女卑のような人たちなんだと思う。
――それはありそうね。ところで、レズビアンドラマ『Lの世界』は観ている?
M:
もちろん!
B:
世界で一番くだらなくて、バカげたテレビドラマだと思うけれど(笑)、同時に素晴らしいと思う。だって、レズビアンをテレビで見られて、それも複雑なキャラクターばかりだから。
M:
キャラクターたちはレズビアンであることに対して言い訳もしていないというか、申し訳ないと思っていないのが魅力的。
B:
そうそう、レズビアンであることに対して悪いと思っていない。複雑な性格で色んな感情があって、人間らしい人物ばかりだから大好き。
――好きなキャラクターは?
M:
ベットがもう本当に大好き…(笑)。
B:
(笑)。
――(笑)。ベット役のジェニファー・ビールズを2丁目のレズビアンバーに案内したことがあるわよ!
M:
うそ!? すごいね!! でも彼女はレズビアンじゃないよね!? 本当に残念(笑)。超ホットなのに!!
訳: Kumiko Matsumoto
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