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6.元米副大統領の娘が第2子を出産
2001から2009年のアメリカで、ジョージ・W・ブッシュ政権時に副大統領を務めた共和党のディック・チェイニー。保守的で反同性愛として知られる共和党のトップ2の娘がレズビアンであることは、言うまでもなくアメリカ中の注目を集め続けた。反同性愛でありながらも、ディックは娘を受け入れ、ブッシュも副大統領候補指名に際してはこの件をとくに問題とはしていなかったという。
※レズビアンとしてカミングアウトしている、元米副大統領の娘メアリー・チェイニー。
ディックの副大統領就任後の2002年に、メアリーはゲイとストレートの同盟RUC(Republican Unity Coalition)に参加し、「(同性愛は)共和党にとって問題であるべきではない」、「全てのアメリカのゲイとレズビアンの平等を目標とする」と発言。RUCは、同性愛の共和党員を中心に構成された諮問委員会で、ブッシュ政権とゲイコミュニティの架け橋的な役割を果たそうとする。けれどメアリーは、わずか1年でRUCを脱退し、ブッシュと父の2004年の再選挙活動に積極的に関わりサポートした。
メアリーのオープンな性的指向は、アメリカの多くのゲイとレズビアンにとって希望でもあったけれど、彼女は2004年のブッシュ・チェイニー政権の大統領再選挙のキャンペーン中、熱い議論を呼んでいたゲイの権利についての発言を慎しみ、多くのLGBT支持者たちを失望させた。メアリーがブッシュの反同性愛の見解に対して不賛成であることをついに明かしたのが2年もの後の2006年であったため、多くの同性愛者の批判を浴びた。
そんななか2007年に、メアリーは長年のパートナーのヘザー・ポーとの間にもうけた最初の子ども(息子)を出産。今週の水曜日には、第2子となる女の子を無事出産した。2006年末にメアリーの妊娠が明かされた際、レズビアンマザーへの非難の声も保守派から上がったなか、ディックの広報担当官は次のようにコメントした。「副大統領とその妻は、6人目の孫を授かるのを大変楽しみにしています」。今後もメアリーとその家族に注目していきたい。
文/近藤日咲子・カイザー雪

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