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3. ドラマの終わり方については…
(※インタビューはドラマ・シーズン6の内容について触れています。まだ観ていない人はご注意ください。)
――ドラマの終わり方に関して、(アメリカで)批判もされたけれど、ミアはどう感じた?
全然好きではなかったわ。でもだからって、私が何を言える? 『Lの世界』では本当にたくさんの自由が役者に与えられて、自分たちの意見を言ってそれを聞いてもらうことに慣れてしまっていたの。でも役者の意見を取り入れるのって、通常はないことなのよね。(クリエーター兼プロデューサーの)アイリーン・チェイケンと(エグゼクティブ・プロジューサーの)ローズ・ラムがキャストにそういった特権を与えてくれたの。
だからドラマがあの方向に行ったとき、私たちの意見が聞かれなかったことに最初は驚いたの。でも、よく考えるとプロデューサーが役者の意見に従う必要ないし、私たち役者は仕事があるだけでラッキーだったと思う。
――脚本を読んでジェニーが死ぬことを知ったときはどう思った?
自分のリアクションに関して驚いたことを、本当に鮮明に覚えているわ。ニッキ-役のケイト・フレンチがクラブで(ディラン役の)アレクサンドラ・ハディソンを誘惑するシーンを撮影していたとき、昼食から戻ってきて聞いたの。ドラマの最後に差しかかっていて、ストーリーで何が起きるのかについてたくさんの憶測が行き交っていたのよ。それでストーリーを聞いて、とても強いショックを受けたのを覚えているわ。そして自分のその反応に驚いたの。
頭では、「これは単なる役。こんなに長く働けてすごくラッキーだったし、色々なことをする機会を与えられた」と思っていたの。でもその一方で、ものすごく悲しい自分がいて。だって、ジェニーを演じるために彼女のベストを探すようずっと努めていたから。
確かに、ジェニーについて言われていることには私もほとんど共感するけれど、ジェニーを擁護させてもらえるなら、彼女はただひとりの双極性の鬱病の女の子だったんだと思う。さらに、彼女はつねに自分探しをしているアーティストでもあると思うの。ジェニーがヒーローのようになって欲しいとはとくに思っていなかったけれど、彼女をあまり好まれないキャラクター、そしてその正直な性質から人々を怒らせてしまう複雑なキャラクターに仕立てたアイリーンを尊敬したわ。
でもとくに、Proposition 8 (※カリフォルニア州で可決された、同性婚を禁止する改憲案「提案8号」)の間に、このようなストーリーが放送されるのが残念だと感じたわ。当初、(レズビアンなどの)友情を描くはずのドラマだったから。最後に救いがなかったことが悲しかったんだと思う。
――脚本家やプロデューサーのなかに、誰がジェニーを殺したのか知っている人はいた?
いいえ。誰がやったのか、なぜなのか、知らないわ。あ、「なぜ」かは一応明白だけど、私からするとまだなんか曖昧に感じる。かといって、とくに気にしないけれどね。
――誰がやったと思う? 人によってはジェニーは自殺だって推測まであるけれど。
わからないわ。長い間こんなに一生懸命に作り上げた役が、ただ典型的な狂人になったのを見るのはとても悲しかった。その間、取材をあまり受けなかったのも、ドラマをひどく非難していると誤解されたくなかったからなの。「自分探しをしている人が、自分が描いていた人物とは違う人になってしまった」ということについて、ただ自分の個人的な気持ちだから。自分にとって、価値ある経験になった仕事だったしね。
自分の最後の撮影を終えて去るときに、キャストたちに言ったの。「こんな素晴らしいグループに出会ったのは、小学校以来」だって。
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