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2.米ヒューストンにレズビアンの市長が誕生
12月12日、レズビアンとしてカミングアウトしている、民主党のアニス・パーカー氏が米テキサス州ヒューストンの市長に当選した。ヒューストンは、220万人ほどの人工の米南部の街で、アメリカ最大4つめの都市として知られ、この選挙でオープンにしている同性愛者が当選したアメリカ最大の都市となった。当初ゲイアクティビストとして政治のキャリアをスタートさせたパーカー氏は、対抗馬のジーン・ロック市顧問弁護士(民主党)と接線の末、決選投票となり53.6%の票を獲得。見事当選を果たした。
パーカー氏は次のようにコメント。「この選挙は、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、そしてトランスジェンダーの世界を大きく変えた。ちょうど同じく、ヒューストンに住むすべての人たちの生活をこれから改善させるように。それが今後私の政権が取り組むことだから。」
パーカー氏は、選挙運動をしている間は自身のセクシュアリティについて隠していないながらもその期間はとくべつ主張していなかったにも関わらず、「市役所の“同性愛者の接収”を懸念している」と言う宗教的、そして保守的なグループの標的になった。だがその一方で、6万人ほどに及ぶと言われるゲイやレズビアンなどの支持を得て、様々な団体から寄付をもらったのも事実。
ヒューストン市は数年前、同性カップルの権利を認める法案が住民投票で否決されているほか、同性結婚が違法となっている。同性愛に対する偏見がまだまだ根強いことで知られるアメリカ南部の地域で、オープンリーレズビアンのパーカー氏が当選したことは、まさにセンセーショナル! 今後の同性愛者たちの権利の向上に、新たな第1歩を踏み出したとも言える。
アメリカでは、マサチューセッツ州ケンブリッジ市の市長でレズビアンであることをオープンにしているアメリカ初のアフリカ系アメリカ人市長、デニーズ・シモンズがパートナーと同姓結婚を挙げたという輝かしい快挙も記憶に新しい。現在は、他にもロードアイランド州プロヴィデンス、オレゴン州ポートランドなどにもオープンな同性愛者の市長が誕生していることも有名。そんな世界を変えていく勢いを持ったパワークィアたちの今後の動向に注目!
文/近藤日咲子
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