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4.型にはまらないためにしてきた努力
――ところで、スポットライトを浴びながらも、私生活を守りきっているセレブリティのなかに、インスパイアされる人はいるかしら?
良い質問ね。とても尊敬している女性がふたりいるの。まずは、ずっと一番好きな女優はヘレン・ミレン。膨大な数の作品に出演していて、さらに作品の多様性が素晴らしい。(業界は)彼女をただの“金髪のセクシー女優”として型に入れようとしたにも関わらず、彼女はずっと自分を貫いた。
彼女はとても強くて、自分をただのモノとしてではなく、最高のアーティストと最高の女優として扱われたかったの。あの時代でそういうことを貫くのは本当に難しいことだったのよね。当時の女性は、ガールフレンドか、妻か、セックスシンボルのいずれのどちらかとしてしか見られなかったから。彼女はいまもなお輝かしいキャリアを築いていて、それでいて比較的プライベートでもいるから、魅了的で高貴な感じさえするわよね。
――もうひとりは?
メリル・ストリープ。彼女もとてもプライベートな人。事実、誰が旦那さんなのかよく知られていないし、子どもがいるのは知っているけれど、何人いてどんな顔をしているのかわからない。そして東海岸のどこかに住んでいる…。彼女の私生活のことで知っているのはそれくらい。
空前の大女優なのに、素敵なベールに包まれた私生活も維持できている。努力をすれば、それらを手に入れるのは可能ということなのね。
――確かに。でも、メリル・ストリープのように伝統的な結婚生活を送っている人にとっては、プライバシーを守るのは比較的簡単なのかも知れないけれどね。
そうね。確かに、(バイセクシュアルの)私の場合は違うレベルで、詮索されたり興味を持たれたりするかもね。でもそれはそれでいいの。下手な推測や噂をされるより、真実だけを扱ってもらえるように、ある程度の情報と答えを提供するのもいいかもね。
――あなた自身、“ブロンドのセクシー女優”という型にはめられることはある? ある一定の役だけを与えられるとか?
そのように見られないようにとても努力したの。その道を進むのは本当に楽で簡単だけれど、絶対に進みたくない方向だったから。40になった途端に退職させられたくないからね。この世界で長く仕事を続けたいし、そのためには女優としての腕を上げなくてはならないし、真剣に仕事に取り組まなくてはならない。私は自分の仕事が大好きだから、つねに努力している。自分の人生で、最も情熱的に取り組んでいるのが仕事よ。プロでこの仕事をこなしているのはもう17年だけど、ずっとそうしてきた。
もちろん色んなタイプの仕事をしなくてはならないし、セックスはお金になるからセックスを誇張しなくてはいけない部分もある。私を含め、みんなセックスに興味があるからね。だから、ある程度はそういった仕事もしなくてはいけないけれど、バランスも見つけないとね。
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