パトリック・ウルフのライブレポート

By Hisako Kondou


Patrick Wolf/パトリック・ウルフ

2.華麗なる衣装チェンジ

観客の心をすっかり掴んだところで後半に突入。ここでパトリックならではのお楽しみとして間奏中に衣装を替えて再登場! このような対バン形式ライブでアーティストたちは通常あまり衣装を替えないなか、パトリックは観客を最大限に楽しませる演出でエンターテイナーとしての器量も発揮してくれた。注目の衣装は、パトリックにしか着こなせない80’sモード全開のグラム&ゴージャスなデザイン! さらにわざと胸をはだけさせて笑いを誘うなど、最高にクールにキメながらもユーモアを忘れていないところが彼の魅力なのでは。

Patrick Wolf/パトリック・ウルフ
※曲調がエレクトロ寄りに変わった後半からは、80’sモード全開のゴージャスかつ煌びやかな衣装とグラムでセクシーなメイクで登場。パトリックならではのエッジィなセンスが際立つデザインのマントが絶妙!

また、80’sモードへの衣装替えを機に、サウンドも一気にエレクトロ寄りに。エレキギターを自らかき鳴らし、その引き出しの多さを見せ付けるだけでなく、まさに観客の期待を超えてパトリック・ワールドが最高潮に! 最新作『The Bachelor』から「Hard Times」「Vulture」へとなだれ込み、そのダークななかにも新しさとレトロさが混在する粋なサウンドで会場をノックアウトした。また、前作『The Magic Position』からお気に入りの曲も披露するなど、バラエティに富んだバランスのよい選曲でファンを歓喜させた。

ラストにはアンコールの声も沸き上がり、パトリックは惜しまれながらの退場で、わずか1時間弱のステージにも関わらず観客の心を完全に虜にしたことを証明。その唯一無二のビジュアルと音楽性には、今回のステージで初めてパトリックを知った人も心を鷲づかみにされたはず。

次に日本へ来るときには、さらなる飛躍を期待させるパトリック・ウルフ。そんなつねに前進し続けているパトリックのインタビューを次回掲載。TWにしかできないクィアな質問を絶対にチェックするべし!!

The Bachelor/Patrick Wolf/パトリック・ウルフ

●Artist:Patrick Wolf
●Album:The Bachelor
●2,490yen(税込み | Incl. tax)
●レーベル | Label:Bloody Chamber Music / Bandstocks / Hostess
●マイスペースアカウント・ページは、こちら↓
www.myspace.com/officialpatrickwolf


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