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1.アレキサンダー・マックイーンの訃報
今回は、大変悲しいニュースが届いたのでご報告を。
2月11日(木)に、オープンリーゲイとして知られていたイギリス屈指の気鋭ファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーン(40歳)がロンドンの自宅で死亡しているのが発見され、一部では自殺と言われている。
※ゲイとしてカミングアウトしているイギリスのファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーン。
1996年にジバンシィのチーフデザイナー、2001年にグッチのクリエイティブ・デザイナーに起用され、また自身の名を冠したブランドも持ちファッション界で熱い支持を得ていた彼は、その斬新なスタイルやランウェイでの奇抜な演出から、“モード界の異端児”や“バッドボーイ”、“フーリガン”と称されていた。最近では楽曲「Bad Romance」でゲイアイコン的存在のレディー・ガガとコラボを果たしたのも有名(彼女がPVで履いているブーツや着ている衣装などをデザイン)。
プライベートにおいてはインタビューにあまり応じず多くを語らなかった彼だが、セクシュアリティについてはつねにオープンな姿勢だった。以前、雑誌『Face』のインタビューで、「若いときにカミングアウトをした。ずっと前から自分のセクシュアリティについて自信はあったし、何も隠すことはないから。小宮(母親のお腹)から直接ゲイプライドに行ったよ」と、彼独特のユーモラスで粋なコメントを。また、2000年には、イビザで恋人と結婚式を挙げたことも当時話題に。
今年の2月に母親を亡くしたばかりで悲しみにさいなまれていたマックイーンの突然の死は、愛して止まない母の後を追っていくかのように訪れた。ロンドン・ファッションウィーク(2月19~23日)とパリのランウェイ(3月9日)を目前にしているだけに、この惜しみきれない喪失にファッション界の関係者はショックを隠せない。ご冥福を祈る。
文/カイザー雪

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