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1.スポーツ界でのホモフォビア
今年2010年の2月8日に、バンクーバー近くにあるカナダのリゾート街、ウィスラー・ビレッジのパン・パシフィックホテルにて、クィアやクィアフレンドリーなアスリートとファンなどのために開設された、オリンピック初のプライドハウスがオープンした。
※カナダ・ウィスラーにて、オリンピック初のオープンリー・クィアフレンドリーな施設プライドハウス。
今回Tokyo Wrestlingでは、GayWhistler.comと共にプライドハウスを設置した団体アルペングロウ・プロダクションズのCEO(最高責任者)ディーン・ネルソンと、レズビアンとしてカミングアウトしている元アスリートで、現在スポーツ界におけるホモフォビアに積極的に取り組んでいるパット・グリフィンにインタビューを行った。
まずは、プライドハウスをスタートした動機について、ネルソンに話を聞いてみた。
※プライドハウスを設置した団体アルペングロウ・プロダクションズとGayWhistler.comのCEOディーン・ネルソン(右)とビジネス・パートナーのケン・クーレン。プライドハウスのオープニングにて。(写真: Molly Blaisdell - Pridehouse.ca)
「ゲイの方にとってスポーツ界は、自分を隠さなければならない居心地の悪い環境。そのためにも、(プライドハウスは)ホモフォビアについて会話やコミュニケーションができる場を提供しています」。通常、2月中旬にゲイ・スキーウィークやウィンタープライドなどを開催しているアルペングロウとGayWhistler.comだが、今年はオリンピックと日程が重なったため、イベント等を少し延期することになった。それで、オリンピックで孤立を感じているかもしれないクィアなアスリートのために、ゲイが集まれるスペースを設置したら少しでも彼らの支えになるのでは?と思ったのがきっかけなのだとか。
ネルソン曰く、プライドハウスはクィア/ストレートを問わず誰でも歓迎し、イベントのバッジを交換したりお茶を飲んだり、テレビ映像で競技を鑑賞したり、カミングアウトしているアスリートを祝福することができる空間なのだ。
「もし社会が、自分のありのままでいることを容認していたら、アスリートたちは二重生活を送る必要もなく、もっと強くなれるでしょう。事実を隠すために浪費するエネルギーは、アスリートの体に負担をかけるから」
ネルソンのLGBTのアスリートがスポーツ界で直面する問題についての言葉は、まさに昨年TWが取材した、LGBTのオリンピック、アウトゲームスのスタッフの発言に響くコメント。(※アウトゲームスのスタッフのインタビューは、こちらを参照)
※オリンピックの聖火が2月11日にバンクーバーに到着。
★プライドハウスのオフィシャルサイト↓
http://www.pridehouse.ca
★ゲイ・ウィスラーのオフィシャルサイト↓
http://www.gaywhistler.com
Photos: Kaliopi Polychronakos
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