スタイリスト・DJ・モデルPELIのインタビュー

By Yuki Keiser


PELI

2.デッド・オア・アライブの曲は必須!

――PELIのことをまだ知らない読者に、自分のDJセットの音楽のジャンルを紹介してもらえるかな。必ず80年代の曲がかかっているよね。

そう、80年代がずっと大好きなの。でも全体的にかけるジャンルは、その場所によって全然違うかな。たとえば(青山のクラブ)「ル バロン」の早い時間だったら、モッズからスウィング、50年代など。24時前後だったら、ダークエレクトロやエレクトロクラッシュで、遅い時間は激しいエレクトロ。あとどんな場所でも必ず少し混ぜているのは、80年代の少しダサめの曲(笑)。自分のかけたい曲というよりも、お客さんの様子を見ながら選曲していって、みんなに馴染みがあって一番踊りやすくて、「あ、この曲好き」というような安心感を与える曲も毎回選んでいる。ただ唯一、最初にかける一曲目だけは、自分の気分が上がる曲をかけているの。

PELI

――たとえばどんなの?

デッド・オア・アライブの「You spin me round」やボニ―Mなど。

――「You spin me round」イイよね! ゲイ映画やゲイプライドでよく使われる、ゲイの聖歌みたいな曲よね(笑)。ところで、「仕事ができる」PELIでも失敗したりする?

もちろんするよ。なかなか自分の中で満足できていないから、5回に3回は反省点があると思っている。DJを始めた頃は、テンポがズレちゃったりと、技術的なことだったんだけれど、最近はその場の雰囲気に合っていない曲をかけちゃったなと思うと、どんどん変なテンションになって自分の中ではもうガタガタに崩れちゃう。実際みんなは気づかないようだけれど、内心「今日のDJちょっとダメだったわー」ってめちゃめちゃ落ち込むの。

――そういうときは、どのように解消しているの?

(今付き合っている)彼女にいつも電話しながら帰る(笑)。また、失敗した理由が明確だから、それについてきっちりと対処法を考えるようにして、次に進むようにしている。

――PELIにとって仕事は一番大事なもの?

仕事が無かったら、何にも無いというか。新しいことに常に挑戦していたいから、依頼がくると気分が弾むし、課題を与えられた気分になるからいつもやりがいがある。

PELI

――オールジャンルな所で回しているけれど、お気に入りのクラブはある?

やっぱり(ウーマンオンリー・イベントの)GirlFriendやGoldFinger。そこには大体友達もいるし、2丁目ってすごく安心できる癒しのスポットでもあるから、そこで回すのはいつも心地よいの。自分が好きな曲を好きなタイミングで自然にかけられるから、そこでは全然失敗しないの! あと、同イベントでは毎回テーマがあるので、それに沿ってオシャレをするのもテンションが上がるし。一番気合いが入って、一番気が抜けるイベントでもあるから、フェイバリット・イベント。

あとは若い頃から各月で楽しみにしているfancyHIM。GFもそうなんだけど、大好きなイベントに昔はお客として行ってたけど、そのイベントで今DJが出来てることが本当に嬉しくてありがたく思う。だからいつもすっごく楽しみ!

――2丁目でそんなに安心感を感じる理由は?

学生の頃から2丁目近辺に住んでいたの。当時彼女もいたから、よく一緒に2丁目に寄っていたので、自然と「近所で安心できるスポット」に感じるようになったの。

――ガールズイベントと一般のイベントで回すとき、何か違いはある?

自分の中では、(ストレートの)男の子のは、「oi!oi!oi!」ってライヴみたいなノリのイメージなんだけど、女の子は喋りながら踊っているというイメージがある。GirlFriendではそんな感じは今までひとりも見たことがない(笑)。そこでは、みんな笑いながら友達と少しいちゃつきながら楽しくしている、みたいな。目的も若干違うということもあるだろうけれど。


★PELIのマイスペース・アカウントページ↓
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