Tokyo Wrestlingエディターズの編集後記。編集にまつわる裏話や、世界をまたぐTokyo Wrestlingフレンズからのお便りを紹介。
Personal notes from our editors. Also discover postcards from TW friends around the world!
Notes personnelles des editrices. Decouvrez aussi les messages des Tokyo Wrestling friends du monde entier.













Archive "2008年02月"

Y.keiser2008

『Lの世界』上映会@GIRL FRIEND

 
先週末、『Lの世界』上映会を行った、二丁目で開催されているウーメオンリー・ラウンジパーティGIRL FRIENDへ行ってきました。日本で大きなスクリーンで観るのは2005年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭以来でしたので、今回楽しみにしていました。

二丁目で見かけるいつもの顔ぶれはもちろんのこと、今回初めてのおしゃれなお客さんが本当に大勢いて、改めてLブームを実感。もしかして、これを機に自分のセクシュアリティを考え直す人が増えたりして!?(笑) 

以前このブログで紹介した、アーティスト・イェールの曲も、お気に入りのDJ ANITA sanが早速かけていたので、感激。『TV Bros.』でお世話になった方々にもお会いできて楽しい一時でした。

そんなGIRL FRIENDのオーガナイザーで、GOLD FINGERトータルプロデューサーのチガリアーノさんがひな祭りの3月3日(月)に、ラジオに生出演されるそうです。ジェニファー・ビールスに続く、ラジオでの“Lトーク”。長年日本のウーメンシーンをリードしてきたチガリアーノさんのトークに期待!

※放送は、TOKYO FM 80.0MHz で14時15分からの予定。

GOLD FINGER

MOTEL #203



08.02.28




Asami

以前INFOで告知し、ここでも触れました、
Goldfrappのニューアルバム『Seventh Tree』、遂にリリースされましたね!
 
賛否について編集部内では意見が分かれましたが、
アリソンの持つ世界観とクリエイティビティ全てに惚れている私としては(笑)、
前作までとは一味違う彼女の一面を知れたようでうれしく、
また一層オトナな味わいが増したシックな魅力に早くも魅せられ、
毎日聴き入っている次第です。

このアルバムリリースについて、音楽雑誌を中心に様々なメディアがインタビューなどを行っていますが、イギリスのスタイリッシュなゲイ・ファッション雑誌『Attitude』(08年2月号)でも、アリソンのインタビューを掲載しています。

ゴールドフラップ/アリソン

 
記事では、彼女のグラマラスでケバケバしい、グリッターなルックスがゲイ好みであることも示唆していて、マドンナやカイリー・ミノーグなど往年のゲイアイコン的女性シンガーたちが揃って彼女のルックスや世界観に影響を受けていることなどが綴られています。
 
アリソンの有名なルックス、
金髪のカーリーヘアにアーミー帽、ニーハイブーツ、お尻には馬のシッポ。

ライブをやると会場で、この格好を模したドラァグクィーンをちらほら見かけるとインタビューで語っています (笑)。
 
レズビアンのみならずゲイにも人気なアリソン!
マドンナやカイリーに並び、アリソンもゲイアイコンの仲間入りということでしょうか。今後もゲイメディアでの彼女の扱いに注目です…!



08.02.20




Y.keiser2008

* Japanese posts precede their corresponding English translations. For English, click here or <English> in the left-side menu.

 


昨日NHK放送の英語教育番組「英語でしゃべらナイト」に、女優の川島なお美と英語で会話する企画の中で、ジェニファー・ビールスが出演していました。観たファンの方は多いと思うのですが、ジェニファーさんの日本のテレビ出演を追っかけるのって楽しいですよね! 私も密かにそれを楽しみとしているひとりです(笑)。

前回のブログでも触れた「めざましテレビ」と比べてまずすぐに耳に入ったのが、「レズビアン」という言葉。日本語では「レズビアン」という言葉は放送できないかのように、司会者が「同性愛の女性」としか言っていなかったのに対し、「しゃべらナイト」では、冒頭の説明の英語で「lesbian」と連発されていますよね。卑猥な言葉ではないので、日本語でも遠慮せずに放送してください(笑)。

「『フラッシュダンス』の直後でもその役を引き受けていた?」という川島なお美の微妙な質問に、「もちろん!」と即答してくれるジェニファー。「あなたは?」とすぐ川島に聞き返し、「引き受けないかな」との返事に、「どうして!? 素晴らしい役よ!!」と、強くつっこむジェニファー。苦しい説明を動揺しつつ必死で返す川島(笑)。

それにしてもジェニファーの長身と颯爽とした早い歩きに、一生懸命ついて行こうとする川島がなんだかかわいそうにも見えてくる…(笑)。

「日本にはパワフルでエネルギッシュなレズビアンがいない」や、「レズビアンが増えたのは魅力的な男性が少なくなったから」と言わんばかりの川島オリジナルの説に対して、ジェニファーの相変わらず知的な切り返しが輝きます(笑)。今後もジェニファーから目が離せません!


★ジェニファー・ビールスのインタビューは、こちら



08.02.19




Asami

前回に引き続き、先日思いがけず発見してしまったグィネヴィア・ターナーの『Preaching to the Perverted(邦題:プリーチング 変態への説教)』での主演について、今回は掘り出しインタビューをお届けしたいと思います!


--今まで演じた役では、どれが一番楽しかった?

そうねぇ…全て楽しかったわ。役柄と撮影現場での雰囲気や、仲の良かったスタッフとの想い出と切り離すのが難しいから…

--それじゃぁ、もう一回その映画で演じられるとしたら、どの映画を選ぶ?

多分、『Preaching to the Perverted(邦題:プリーチング 変態への説教)』っていって、私が出演したものの中で最も低レベルな映画なんだけれども(笑)、同時に一番楽しくてやりがいのあった役だと思う。撮影はイギリスでSM女王の役なんだけれど、ラバーのキャットスーツとか、最高にクレイジーな衣装で、ウィッグやメイクも派手で格好良かったわ。ただたんにものすごいBITCHを演じているだけなんだけどね(笑)。奴隷とかがいて周りを牛耳って人をぶったり。クオリティの高い映画じゃないんだけれど、すんごい愉快でとってもクールなルックスだったから最高に楽しかった(笑)。あまりにもルックスが派手だから、私だってことがほとんどわからないけれどね。映画を撮った数年後にある男性と話していた時、「『Preaching to the Perverted』っていう映画観たことある?」ってきくのよ! 「もちろん、だって出演しているよ」って言ったら信じなかったぐらい! 

--(笑)。レズビアン映画なの?

いいえ。一応、私に恋している女性の奴隷がいて彼女とのキス・シーンはあるけれど。その女優はプライベートで親友なの。役のために頭をスキンヘッドにしたんだけれど、イギリスでは有名で成功している女優。だから、とにかくとっても楽しい現場だったのよ! また、SMクラブでの撮影が色々あったので、実際にロンドンのフェティッシュワールドの人たちが映画に出演していたから、ふつうなら出会わないSMの人たちと交流できて、それがまたエキサイティングだった。面白いのが、エキストラたちの多くが私が本物のSM女王だと思っていたらしくて、みんな私に従おうとするの。「本物のSM女王じゃないのよ! だからブーツを舐めようとしないで、私は女優よ!」っていつも言っていたの! 確かに少し命令したりすることもあるけれど、そこまでじゃないわよね(笑)。


グィネヴィアさんらしいですね(笑)。
映画のポスターなどよく目にはしていたものの、メイクや衣装が派手すぎて全く気づきませんでした…(笑)。 
気になったので映画本編での画像をいくつか探してみたんですが、

グィネヴィア・ターナー


確かにこれは楽しそうです(笑)

『Preaching to the Perverted』、興味ある方、是非観てみてください(笑)


★グィネヴィア・ターナーの『ゴー・フィッシュ』についてのインタビューは、こちら



08.02.13




Y.keiser2008

前回のブログでのインタビュー秘話に続き、今回はジェニファー二丁目訪問について書こうと思います。

今回の来日取材でTWが、ジェニファーが出会う初めての日本のレズビアンとなったようですが、日本の状況を色々と話していたなか、「日本のレズビアンたちに挨拶したいと思っていたのよ」と言う彼女に、「それなら、二丁目に行って他の日本のレズビアンにもエールを送ってみては!?」という大胆な願いを投げてみたら、OKを!! 

その後FOXさんのサポートもあり、インタビュー翌日の彼女のオフの時間に急遽二丁目を案内させてもらうことに! 今回、人気のレズビアンバーKINSWOMYNに連れて行ったのですが、シャイで混んでいる場所が苦手な彼女は車の中で少し心配な様子。「ボディガードになってくれる?」と冗談っぽくいう彼女に、「yes!!」とはりきって答えたものの、彼女よりふた頭も小さい私(笑)。

KINSWOMYNのドアの前にたどり着くと、直ちに看板のKINSWOMYN の「Y」に感動するジェニファー。(※「WOMEN」をあえて「MYN」と書くのは、「MEN(=男)」が含まれているから。フェミニストたちがよく使用する書き方。)

それが理由で、ボードにもわざわざ“womyn”と追加しているんですよね。そういう彼女の繊細さに惚れます(笑)。

そんな彼女も、バーカウンターの真ん中の席に座ってからは少しずつリラックスし始め、とにかくそこにいたレズビアンたちと交流し、サインのお願いや質問などにも笑顔で応えていた。KINSWOMYNはいつも雰囲気が良いですが、その時は本当にみんながジェニファーに感激し温かく見守るなか、バー全体が一体化していた気がします。

 

Lの世界/ジェニファー・ビールス

 
最後は、日本のレズビアンへのメッセージをお願いし、DVDカバーイメージの大きなボードとTWの色紙にスペシャルサイン。
ジェニファー、本当にありがとう!!


Lの世界/ジェニファー・ビールス

TWの色紙に、日本のレズビアンへのメッセージを。

For all the gay gals in Tokyo. Rock on with your baaaad selves!
訳: 東京のゲイ・ガールズたちみんなへ。これからもそのアティチュードを貫いて!

さすが、ジェニファー。TWのパンクマインドを見抜いてくれて、読者にぴったりなメッセージを書いてくれましたね。「ゲイ・ガールズ」っていう表現も可愛い!


★ジェニファー・ビールスのインタビューは、こちら



08.02.12




Asami

先日、代官山UNITで開催された大型フェティッシュパーティ、Torture Garden Japanへ行ってきました! 

 

グィネヴィア・ターナー

 
Torture Garden Japanとは、「パフォーマンスアート」「フェティッシュ」「モダン・プリミティブ」をコンセプトに、本家ロンドンで20年近くも開催されている、老舗フェティッシュパーティTorture Gardenの日本版。日本では'01年より本格的に開催されているのですが、毎回ロンドンをはじめとする海外のコアなフェティッシュ・シーンで活躍しているパフォーマーやモデルなどが招かれ、本場クオリティのパフォーマンスやファッションショーが楽しめるのがこのパーティの醍醐味。


今回も、大好きなファイアーパフォーマーLucifire、フェティッシュモデルのEmily Marilyn、Kumi Monsterなどが来日!! 大興奮の一夜となったのですが、
パーティ開催前、家にあるフェティッシュ雑誌を見返して気分を高めていたときのこと…。

イギリスのフェティッシュ雑誌『SKINTWO』の11年前のISSUE 22で、ラバー・ドレスを纏ったグィネヴィア・ターナーを発見!!!
しかもスナップなどではなく、1ページ丸ごと使ってのポートレート…!

 

グィネヴィア・ターナー

 
グィネヴィア・ターナーといえば、TWでもインタビューをお届けした、レズビアン映画史でランドマーク的な作品『ゴー・フィッシュ』の主演女優兼脚本家で、今話題の『Lの世界』でゲスト出演(アリスの彼女ギャビ役)や脚本執筆などでも関わっていた、米レズビアン・シーンのアイコン的存在。

そんな彼女とフェティッシュカルチャーとの接点が全く想像つかなかったので非常に驚いたのですが、その『SKINTWO』誌の記事をよく見てみたら、伝説のフェティッシュ・カルト映画『Preaching to the Perverted(邦題:プリーチング 変態への説教)』(’97)に、なんと主演していたとのこと…!! 主演って!!!!

グィネヴィア・ターナー


チーフエディターのカイザーさんにそのことを話したら、じつは記事に掲載していない、編集段階で漏れたインタビューの中で、グィネヴィアさんが『Preaching to the Perverted』について語っていると…!!

なので、次回その掘り出しインタビューを掲載します。お楽しみに!


★グィネヴィア・ターナーの『ゴー・フィッシュ』についてのインタビューは、こちら



08.02.10




Y.keiser2008

先週、『Lの世界』の日本版DVDリリースのプロモーションで、ジェニファー・ビールスさんが来日し、インタビューを行ったのですが、とにかく素晴らしい方でした!!

★ジェニファー・ビールスのインタビューは、こちら

Lの世界/ジェニファー・ビールス
レズビアンメディアとして大歓迎してくれ、TWのフライヤーを持ってくれているジェニファー! サイトも見てくれるとか!

 
もちろん美しいというのもあるけれど、さらに内面の美しさとインテリジェンスがにじみ出ていました。
第一弾のプロモーションとしては、ストレートにもレズビアンにも魅力が伝わる彼女が最適だと感じました。

プロモーションに関して、しばらく前にレズビアンのブログなどで少し批判が上がったり、日本のレズビアンたちの間で、自分たちが取り残された感があったと聞きますが、ジェニファーはちゃんと日本のレズビアンを忘れてはいませんでしたよ! 今回、FOXさんにも快く協力して頂き、大感謝です。

インタビューの最後に日本のレズビアンへのメッセージをジェニファーにお願いしたのですが、「取材の中で誰にもそれを聞かれなかったから、聞いてくれてありがとう!!」と、大歓迎までしてくれました。

以前から、海外のLGBTメディアで彼女のインタビューが定期的に掲載されていて、その回答からも彼女のクィアフレンドリーさが伺えましたが、まさにその通りでした!

Tokyo Wrestlingが日本のレズビアン・ウェブマガジンだということを伝えたら、こっちが質問攻めにされたぐらいです(笑)。

彼女は全く偏見がないだけではなく、同性愛者の直面している問題もとても意識していて、日本のLGBTの置かれている状況にも積極的に興味を示してくれました。

この夢のようなインタビューの翌日、FOXさんの計らいもあり、今度は彼女を二丁目のレズビアン・バーへ案内することが実現したわけですが、この話は長くなるので、また第二弾として書こうと思います! お楽しみに!


【おまけ】
『めざましテレビ』の出演が色んな所にリンクされていますが、見逃した人こちら↓
www.youtube.com/watch


「いや私、これ気になってたんですー。絶対ね、みなさんも見たいはず!」とノリノリで語ってしまったものの、ディープキスシーンが流れた後は、「思ってた以上に衝撃的な内容でしたねっ…。こう、大胆な…、ここまでとは思わなかった!」と、少しまだまだ初な様子のアヤパン(笑)。やっぱり女同士のキスって、日本ではまだショッキングなんでしょうね(笑)。こちらとしては、男女だろうが女女だろうが、キスはキスなので何も特別感はないですけどね(笑)。

★Tokyo Wrestlingのホームページは、こちら

第2弾、「二丁目に訪問!」へ続きます。】


08.02.09




Y.keiser2008

オランダのゲイ雑誌『BUTT』も取り扱う、最先端モードの商品の中にゲイセンスが光るセレクトショップLOVELESSで、先日こんなCDを発見しました。

YELLE/イェール

YELLE(イェール)という、マイスペースから火がついたフレンチ・エレクトロ・ポップ・アーティスト。80年代調のエレクトロをベースに、パンチの効いたリズムと挑発的な歌詞、さらに生意気で憎めないロリータ・アティチュード(多分もうそこそこ歳いっているけど(笑))のミックスが絶妙。

曲の多くは男の子のことを歌っている、完全にストレートなんだけれども、6曲目は“女性に惹かれる”感情をを甘く切なく歌っているのでここで紹介します。

PVはこちら↓
www.youtube.com/watch
  
Les femmes (女たち)

【一部歌詞引用】

「Si les garçons ne m’ouvrent pas leur coeur, Je sens que je vais aller voir ailleurs, Là où tout est beau plein de douceur, Les femmes」
“男が心を開いてくれなかったら、他へ行っちゃうかも、スィートさたっぷりの地、女たちへ“
「Cette peau douce absolument parfaite, cette odeur fruitée et sucrée m’entête」
“そのしなやかな完璧な肌、フルーティで甘い香にクラクラさせられる”


“男に相手されなかったら女に行く”ってずいぶん失礼しちゃうけれど(笑)、その後に“そのしなやかな完璧な肌、フルーティで甘い香にクラクラさせられる”って……、さては女にマジで熱い気持ちになったことあるな、と思わせてしまうこの細かい官能的な描写(笑)。

さらに、これは…。

「Stop, me souffle-t-on, comme si c’était une fausse direction. Mon plaisir se moque de tes équations, je laisse aller mes sens, mes émotions.」
“これが間違った方向かのように、ストップ、と囁かれる。私の快楽はそんな方程式を無視して、感覚とエモーションをなるがままにまかせる”

イェールは葛藤していた!? でもそんな自分を止められないほど、あるダイクの魅力の虜になっていた(笑)。しかも、CDのほかの曲がわりとスピーディなテンポなのに比べ、このバラード調のゆっくりとしたリズムはシリアスさを強調!

とくに気になるのが最後のフレーズ。

Elle me dit comme ça “viens on va faire un tour, sur ce toboggan arc-en-ciel, c’est celui de l’amour, on ira manger une glace à la vanille, mais d’abord, j’aimerais être sûre que tu n’aimes que les filles”
“彼女は言う。「虹色の、愛の滑り台に遊びに行こう。バニラアイスを食べて。でも、その前にあなたは女しか好きじゃないか知りたい」”

うーん、やっぱり怪しい…! これは何かリアルに経験していますね! 一度、格好いいダイクに誘われてクラっときたのかしら(笑)。
…と、聞かれてもいない解説を勝手にしてしまい、イェールに余計なお世話だと思われそうですが、とにかく良い曲ですね!

 

【おまけ…!】
これはイェールとフランスの有名コメディアンとのコラボレーションソング。内容は、女がユーモラスに男のことを愚痴っていて、いかにもフランスのティーンエイジャーの話し言葉(日本でいうと、ギャル系かな)をパロディしている。意外にイケてる女装からして、“ある意味クィア”(笑)。

PVはこちら↓
www.youtube.com/watch

YELLE/イェール
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08.02.04




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