Archive "2008年04月"
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Y.keiser2008 |
* Japanese posts precede their corresponding English translations. For English, look below, or click "English" in the menu.

LAに着いてからなかなかブログを書けずにいましたが、とてもエキサイティングな出来事ばかりですのでまた少しだけご報告を!
まず今回LAでのステイ先が、『Lの世界』でもシーズン4から監督に参加した、あのジェイミー・バビット監督の自宅だったんです!
ジェイミーとは何年も前からの友人で、彼女が日本に来たときも二丁目を案内したりショッピングへ行ったりしていたこともあり、今回はステイさせてもらいました。
ジェイミーは、パートナーのアンドレアとふたりの子どもと犬二匹とプール付きの大きな家に住んでいるのですが、今回は彼女のお父さんも滞在していて、とても温かい家族でした。朝起きると、なんとお父さんのパジャマ姿が『Lの世界』のTシャツ(笑)。アメリカでは家族で『Lの世界』を観るというほど、オープンになりつつあるのを実感しました。
そんなジェイミー宅へステイしながら、いろいろと取材してきました!
『Lの世界』シーズン3よりモイラ/マックス役で出演中のダニエラ・シーにインタビューを行いました。場所は大事典でも紹介した、カフェジ・アビーの隣に位置する公園。毎年、ゲイプライドもそこで開催されている地元のゲイには馴染みの深いウェスト・ハリウッドの公園です。(ダニエラ・シーについては、こちらを参照)
実際に話をして、彼女のナチュラルな美しさと澄んだ瞳が女心とゲイ心をつかむのは無理ないと思いました(笑)。LAの快適な空の下でインタビューを行うのは今回が初めてでしたが、まさに開放的でした。

ダニエラ・シー、自分の車にて
その他、あの映画監督や、あの有名モデルなどなど、詳細はまたお楽しみに!
★Tokyo Wrestlingのホームページは、こちら。
08.04.14
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Y.keiser2008 |
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NYの次はLAへ行き、その週末はパームスプリングスへ行ってきたのですが、先にパームスプリングスでの取材についてお届けします。
パームスプリングスとはLAから車で2時間ほど行ったところにある高級リゾート地なのですが、『Lの世界』のエピソードにも登場する、1万人程のレズビアンが集まる世界最大のレズビアンイベント、『ダイナショア・ウィークエンド』の開催地でもあり、今回はその取材へ行ってきました。
www.thedinah.com
毎年、『Lの世界』関係者をはじめとする米レズビアンシーンの重要人物と世界中のゲイメディアが集結していて、今年は去年に増す大盛況ぶりでした。

世界中のゲイ・ジャーナリストとの出会いや再会も、エディターとしてのイベントの楽しみのひとつ。今回も、以前ご紹介したRIGGED Out/Fittersのデザイナーで『Our Chart』のファッション・コラムニストを務めるパリサ・パルニアンをはじめ、NYやLAなどの友人と再会でき、『Planetout』や『AllAbout』レズビアンコーナー担当の新しいジャーナリストとも出会え、とても充実した3日間でした。
今年も豪華なラインナップで、恒例のプールパーティやライブイベントなど、どのイベントも最高だったのですが、個人的に一番のお気に入りだったのが、『Lの世界』のプロデューサー兼ディレクターのアイリーン・チェイケンが主催したプライベート・プレスカンファレンス。アイリーン自らが厳選した約10媒体のメディアだけが特別に招待されるこのプレスパーティ。
『Advocate』誌や前途の『Planetout』などが招待されるなか、TWも以前アイリーンやジェニファー・ビールスのインタビューを行っていたということもあり、今回光栄にも招待を受けました! 場所は某ホテルのスィートルーム。
アイリーンの他にも、ヘレナ役のレイチェル・シェリーや、シーズン4にディランという役でゲスト出演したカミングアウトしている女優、アレキサンドラ・ヘディソン、シーズン5から登場の悪役デーン・デンボーのエリザベス・キーナーなど『Lの世界』のキャストも来ていて、贅沢な一時を過ごせました!

左から:
『Lの世界』のアレキサンドラ・ヘディソン、レイチェル・シェリー、アイリーン・チェイケン、エリザベス・キーナー
シーズン2からメインキャラクターとして出演中のヘレナ役のレイチェル・シェリーは、TWが日本のレズビアンメディアだと言ったら、日本に半年ほど住んでいたことを話してもらい、興味津々な様子でした。
アイリーンと会うのは2年ぶりくらいだったのですが、とてもフレンドリーでこちらの質問にも丁寧に答えてくれました。

日本での『Lの世界』のリリースについて聞き入るアイリーン
★アイリーンや女優たちのビデオメッセージは、こちら。
土曜日には会場のステージで『BE scene』というイベントが。ファンたちが『Lの世界』の名シーンをパロディして演じ、それをアイリーン・チェイケンと女優たちが審査するというもので、アイリーンの他には、シェーン役を演じる女優のキャサリン・メーニッヒと、アリス役のレイシャ・ヘイレー、デーン・デンボー役のエリザベス・キーナーが審査に参加。
司会は、ディラン役のアレキサンドラ・ヘディソン。途中から、ヘレナ役のレイチェル・シェリーもサプライズゲストとして登場し、会場は大盛り上がり!

審査中のキャサリン・メーニッヒとレイシャ・ヘイレー
他にもまだまだお伝えしたいことがたくさんあるのですが、長くなるので今回はこの辺で。
次回は、LAでのレポートを!
08.04.13
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Asami |
カイザーさんがアメリカ出張でかっこいいダイクへ取材しまくっている中、私も日本でかっこいいダイクを拝んできましたのでご報告を(笑)。
『Sex and the City』や『プラダを着た悪魔』のスタイリングで一躍有名に、また安室奈美恵出演のビダルサスーンのCMにフィーチャーされたことから現在日本でも注目が集まっているスタイリスト/デザイナーのパトリシア・フィールド。そんな彼女が、この春Barbieのアパレルラインとのコラボレーション・シリーズを発表し、東京・渋谷のキャットストリートに3ヶ月間の期間限定店舗の展開を開始。先週、その『Barbie by Patricia Field』のレセプションパーティへお誘い頂き、行って来ました!

パトリシア・フィールドといえば、以前TWでも、『Sex and the City』で当時彼女と一緒に仕事をしていた元パートナーのレベッカ・ワインベルグにインタビューをしており、日本では知る人は少ないものの、じつはアウトしているレズビアンでもあります。
個人的にも大好きで、去年NYに行ったときにもお店に行ったりしていたので、NYから本人が来ているという今回、拝む気持ちで行って来ました(笑)
ビルの最上階の夜景の見えるラウンジで開かれたこのパーティ。会場にはいたる所にBarbieな演出が。

ステージに現れたパトリシア・フィールド!!

63歳とは思えない若々しくエッジィなファッションに、さすがの大御所オーラ…!
歓声を上げまくっていたら、クィアさが通じたのか(笑)、こちらを向いてグーサインを…!! 光栄!!!!

その後に続いたファッションショーも、パトリシアならではのドーリーなスタイリングのモデルがかわいい!!


今回一緒に行ったfancyHIMでDOORを務める、モデルのLEOくん。
もうすぐオープン予定のTWのオンラインショップで取り扱い予定のブランド、
『Xkiller』のワンショルダーを着て来てくれました! 似合います!!!

そしてINFOでもお伝えしているとおり、明日はfancyHIM開催です!
TWエディターズも毎回欠かさず参加しているので、ご興味ある方は是非お洒落していらしてください!!
★『SATC』のジャパンプレミア完全レポート&パトリシア・フィールドのビデオメッセージは、こちら。
08.04.11
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Y.keiser2008 |
NYでの取材についてもうひとつ。
レズビアン雑誌『ヴェルヴェットパーク』の編集長であり、『Lの世界』から生まれたソーシャルネットワーキングサイト『Our Chart』の編集長でもある、グレイス・ムーンと、ソーホー・グランドホテルでティータイム。その後そこに『ヴォイス・オブ・ヘドウィグ』にも出演しているモデルのメイも合流し、インタビュー。

グレイスとは2年程前からの友人で、私も以前『ヴェルヴェットパーク』で記事を書かせて頂いた(記事についてはこちら)ことがある間柄で、NYに行くときは必ず彼女と会っています。今回も、お互いレズビアンメディアのエディターとして意見交換ができ、とても有意義なひと時でした。
メイはとてもフレッシュな魅力のあるかわいらしい子で、なんとTWでも「抱かれたいレズビアン」ランキング1位にノミネートされた、あのアマンダ・ムーアとも友達だとか! 他にもいろいろと聞いてきましたのでお楽しみに!
★Tokyo Wrestlingのホームページは、こちら。
08.04.07
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Y.keiser2008 |
またNYでの取材についてです!
今度は、今年のアカデミー賞で短編ドキュメンタリー賞を受賞した作品『Freeheld』のオスカー受賞を祝うプライベートパーティへ招かれましたので、その様子をお届け。
このドキュメンタリー映画『Freeheld』とは、あるレズビアンカップルをフィーチャーしたもので、ニュージャージー州の末期癌を患う警察官ローレル・ヘスターと、そのパートナー、ステーシー・アンドリーによる、同性パートナーへの年金の転送をめぐる政府との戦いを撮ったもの。
→ 『Freeheld』公式サイト(English)

写真は監督のシンシア・ウェイドさん。彼女自身はストレートの女性ですが、LGBTを積極的にサポートしている方で、タフでパワフル、しかもとてもフレンドリーな人でした。
NYでの取材を終え、いまはLAに来ています。他にもお伝えしたいNYでの出来事がいろいろあるので、また追って書こうと思います!
ではまた!
★『Freeheld』の記事については、こちら。
★ For the the article on Freeheld, click here.
08.04.04
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