Tokyo Wrestlingエディターズの編集後記。編集にまつわる裏話や、世界をまたぐTokyo Wrestlingフレンズからのお便りを紹介。
Personal notes from our editors. Also discover postcards from TW friends around the world!
Notes personnelles des editrices. Decouvrez aussi les messages des Tokyo Wrestling friends du monde entier.













Archive "2009年04月"

Kondou Hisako

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マーク・ジェイコブス
※ゲイとしてカミングアウトしているアーティスト、アンディ・ウォーホルが創始したカルチャー誌『インタビュー』の表紙を飾るマーク・ジェイコブス。自身もゲイとしてカミングアウトしていて、ここではシルバーのウィッグがトレードマークだったウォーホルに見立てられて。

みなさん、こんにちは。ライターの近藤と申します。

この度、Tokyo Wrestlingのコントリビューター・ライターになりましたので、今後ここでも気になったクィアなトピックなどご紹介できたらと思います。

なかでも、とくに海外ドラマや映画、音楽にまつわる情報をフィーチャーしていく予定です。レズビアンカルチャーとしてお馴染みのものに限らず、あらゆる作品のなかから、うっかりしているとスルーされてしまいそうなトピックスなど、クィアカルチャーとの関連性を引き出していきます。いかにクィア・パワーがエンタメ&カルチャーに浸透しているのか、そしてトレンドを生み出しているのかをお伝えできたらと思っています!
どうぞよろしくお願いします!

さて今回は、まずはファッション界でのクィアトピックのいくつかについてご紹介したいと思います。 

ハイブランド、ルイ・ヴィトンのデザイナーで自身の名前を冠したブランドも大人気の、マーク・ジェイコブス。

当時話題になった、男性がキスするマーク・ジェイコブスの広告でもわかるよう、ゲイとして完全にオープンにしている彼ですが、彼の広報部長を務めている恋人ロレンツォ・マルトーネと交際期間約1年を経て、婚約したことがファッション紙『WWD』で掲載!

バカンス中のブラジルでは、すでに婚約指輪をしている姿が確認されているラブラブなふたり。今回のブラジル滞在の目的は1月にオープンしたマーク・ジェイコブスのショップを訪問することと発表されていますが、ブラジル人であるマルトーネの家族や親しい人々が同国にいるため、婚約報告も兼ねているとみられています。

またマルトーネは最近、ふたりの関係について「ニューイヤーズ・イヴの時期にセント・バーツ島での挙式をあげるのは楽しいだろうね」と、結婚の可能性を示唆。そんなワケで近い内に彼らの結婚式のニュースが入ってくるかもしれませんが、ファッションデザイナーとその広報の結婚って、まさにパワーゲイのカップル。何とも素敵ですね!! 末永くお幸せに!


Profile:近藤 日咲子(Kondou Hisako)
エンタメ&カルチャー情報誌などのページで音楽、映画、海外ドラマなどの新作情報を発信している編集ライター。作品レヴューだけでなく、マキシモ・パークなどのアーティスト・インタヴューも行ってきた。その傍らで、DVD業界のプレスリリースやWebサイトなどでコメントを書いたり、サブカル系マガジンに寄稿するなど活動中。


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【マーク・ジェイコブスのゲイ広告と米メンズ・ヴォーグ】
マーク・ジェイコブスの広告が、以前米メンズ・ヴォーグで掲載が断られたことをコラボレーターが語る


09.04.30




Y.keiser2009

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TokyoWrestling/マイスペース

みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

先日、Tokyo Wrestlingのマイスペース・アカウントページに、パリのコメディデュオ「パトリシア&コレット」からクィアテイストでユーモアたっぷりな映像が届きましたので、彼女たちの承諾を得て今回はここでもご紹介したいと思います。

パトリシア&コレット
※フランスのコメディ・デュオ、パトリシア(左)&コレット

パトリシア&コレットは2007年に「Herself Production」(=彼女自身のプロダクション)というインディーズ・プロダクションを立ち上げて、以降さまざまな映像制作やライブパフォーマンスを行っていて、ヨーロッパを中心に多くの厚いファンを獲得している、いま注目のアーティストなのです。演出からプロデュース、脚本、監督、編集、撮影など全て自分たちでこなしていて、まさにDIY(Do It Yourself)なデュオ。そんな彼女たちが行っているパフォーマンスはミュージックPVを使ったパフォーマンスやコント、即興コメディなどを含め、ジェンダーのステレオタイプやポップカルチャーをテーマにした、クリエイティビティ満載で楽しませてくれる作品ばかり。

今回は、英ソウルシンガー、エステルの「American Boy feat. カニエ・ウェスト」の曲に合わせてリップシンク(口パク)でパフォーマンスしている映像をご紹介。(ちなみに実際の曲のPVは、こちら。)



ブロンドでマスキュリンなルックスのパトリシアは米大物男性ラッパーのカニエのパートを、ブルネットでフェミニンなコレットはセクシーなエステルのパートを演じているものの、お互いのパートをふと数秒逆転させたり、振り付けだけ男女を逆転させたりと、ジェンダーの境界線で常に遊んでいて、そんなところも魅力的です。

そんなパトリシア&コレットの、マスキュリンでダイクオーラ全開なパトリシア役のオレリーは、パトリックというニックネームで定期的に男の格好をしてパフォーマンスをしたり、さまざまなイベントでトップレスで挑発的なパフォーマンスを行うなど、パリのクィアシーンで大活躍しているタフでフェミニストなダイク。フェミニンなスタイルもマスキュリンなスタイルも完璧に着こなせるアンドロジナスなルックスでトップモデルのアギネス・ディーンを彷彿させる彼女は、とにかくTOO HOT!!! 

今回ご紹介する「American Boy feat. カニエ・ウェスト」の映像は、公開されているYOUTUBEのコメント欄で、「ブロンドの子は男のなの? 女の子!?」や、「あの子は間違いなくゲイ男性でしょう!」といった、混乱した質問やコメントがたくさん飛び交っています(笑)。クィアたちは一目瞭然かと思いますが、もちろん(カッコイイ)ダイクですよね!

そんな、ジェンダーのステレオタイプを皮肉るポップなデュオの映像がネット公開されて以来、そのオリジナリティ満載なパフォーマンスが口コミで広まりたちまち話題に。その後、フランスの超有名ケーブルテレビ「カナル・プリュス」やパリのインターナショナル・ゲイ&レズビアン映画祭、インターナショナル・ウーメン映画祭などでフィーチャーされたり、現代アート美術館パレ・ド・トーキョーでラズロ・パールマンといったアーティストとパフォーマンスを行うなど、人気・知名度ともに急上昇中。

TW読者は絶対に必見!!


★TWマイスペース・アカウントページはこちら↓
www.myspace.com/tokyowrestling
★パトリシア&コレットのマイスペース・アカウントページはこちら↓
www.myspace.com/patriciaetcolette
★パトリシア&コレットの映像がたくさん見られるYOUTUBEページはこちら↓
www.youtube.com/PatriciaetColette



09.04.28




Y.keiser2009

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みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

米女優のリンジー・ローハン と 人気DJのサマンサ・ロンソン4月上旬に破局し国内外で大きな話題を呼びましたが、先日リンジーが、レズビアンとしてカミングアウトしている米コメディアンのエレン・デジェネレスが司会を務めるTV番組「エレン」に出演し、サマンサとの破局や心境などについて初めてテレビで赤裸々に語りました。

今回は、その注目度満点の内容について少しご紹介を。

2000年に、女優アンヌ・ヘッシュとの破局がメディアで大きく騒がれ一時期キャリアが低迷していたエレンは、リンジーの現状の第一理解者なのでは。その経験についてもエレンはフランクに番組で語り、リンジーもいままでになく心を開いているかのように見えるこのインタビュー。

リンジーが破局後初のテレビ出演を、あえてカミングアウトしているレズビアンの番組を選んだのも、エレンへの信頼度を伺わせます。いままでテレビではなかなか見られなかった、大物女性セレブリティがお互いの元カノについて語る“ビアントーク”的な光景がとにかく印象的です。

また、オープニングでは、以前、妻で女優のポーシャとの共同バースデー・パーティでサマンサがDJしリンジーが同行していたことも明かすエレンですが、まさにセレスビアン交流が以前からあったことを垣間見せてくれています。

本インタビューでは、サマンサとは破局したものの、「いまふたりは友達で連絡も取り合っている」ことをリンジーは語っています。「今後、ふたりがよりを戻す可能性は?」の誰もが気になる質問に、「サマンサはとても大切な人だし、いつかまたより戻せたらいいわ」と、まだ彼女のことを愛していることを真摯にアピール。「でも、その前には私自身についてフォーカスを当てて、色々と自分の人生を解決したりもっと大人にならないと。いまは、誰とも付き合えない」のコメントは、今後のリンジーのキャリア復帰を期待させてくれる。

また、『US Weekly』誌でされたとする発言や様々なゴシップをきっぱり否定し、確かに激やせしたものの前向きな姿勢で落ち着きを見せているリンジー。ROHAN(=ロンソン&ローハン・カップルのファン)が待ちきれない復縁がまたいつか実現するかも!?

★リンジーが出演した番組の動画はこちら↓
www.youtube.com/watch
 

★Tokyo Wrestlingのホームページは、こちら




09.04.24




Y.keiser2009

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みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

この度、当サイトのmixiコミュニティに引き続き、インターナショナルなSNSサイト「マイスペース」内にもアカウントページを作成しましたので、お知らせです。

TokyoWrestling/myspace

サイトの立ち上げ当初から計画してはいたものの、取材に追われているうちに延び延びになってしまっていましたが、ようやくスタートです!

それでこのマイスペースページを使用し、今後定期的にクィアなアーティストやクィア関連の曲をセレクションし、ここのTW notesにてマイスペースページとリンクしつつ毎回曲やアーティストについてひと言ご紹介できたらと思います。

今回の記念すべき第一曲目は、TW立ち上げ当初から厚く応援し続け、大人気企画「抱かれたいレズビアンランキング」でも独断と偏見で第2位にノミネートさせていただいていた(笑)、クィアでホットなエレクトロ・ヒップホップデュオ、スクリーム・クラブ

そのクィア全開なオーラや、ユーモアのあるクィアでポリティカルな歌詞、我がスタイルを貫くダイクアティチュードはもちろんのこと、確かな音楽的才能をも持ち合わせているのが彼女たちの一番の魅力。TW大注目のアーティストなのです。

今回セレクションした曲「Life of a hearbreaker」のダイナミックなリズムや彼女ら特有の遊び心満載なエレクトロミュージックが気に入っているのですが、最後の方の、フランスの男性のパートがとくにお気に入りです。最近、ヨーロッパの活動も目立つスクリーム・クラブですが、そういった現地のアーティストとのコラボレーションも見所です。

また、エレクトロ・パンクの女王として知られる、ピーチズゴシップのボーカル、ベス・ディットーも、 スクリーム・クラブ の音楽性を認め、ピーチズとは「Fine as Fuck」、ゴシップとは 「If you want it」というコラボレーションソングもリリースしているほど。
読者の皆さんも是非チェックしてみてください!!

また、続々増加中のTWマイスペースページのフレンドですが、世界中のクィアシーンなどで大活躍しているアーティストやクィアアイコン的なアーティストたちがたくさんおりますので、是非お時間のあるときにフレンドを色々と探索して楽しんでみてください! また、彼らが当ページに投稿してくれているコメントや告知、アートワーク、映像などもクィアカルチャー情報満載なので必見です!

TokyoWrestling/myspace


これからもどんどんこのマイスペースページを通じて、ミュージシャンやアーティストを中心に世界中のクィアフレンズをご紹介しながらクィアカルチャーを満喫できたらと思いますので、お楽しみに!!!!

★TWマイスペース・アカウントページはこちら↓
www.myspace.com/tokyowrestling
★「スクリーム・クラブ」のマイスペース・アカウントページはこちら↓
www.myspace.com/screamclub



09.04.16




Y.keiser2009

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NHK・LGBT特設ウェブサイト「虹色」

みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

先日INFOでもご紹介しましたが、NHKのLGBT特設ウェブサイト「虹色」にて私のロングインタビューを掲載して頂きましたので、今回はそのインタビューについて。

今年の1月に「虹色」の編集長にお声をかけていただいたのですが、いままで当サイトが受けてきた取材では、メディアのチーフエディターとしてというよりも、レズビアンWebマガジンのチーフエディターとしての視点にご質問頂くことが多かったので、今回メディアを立ち上げた当事者としていろいろ訊いて頂き、まずその切り口に個人的に興味を持ち、いろいろとお話させていただきました。

インタビュー当時、2007年6月のウェブサイト立ち上げから1年半ほど経っていましたが、読者の方に当サイトを立ち上げた細かい動機や経緯、私やスタッフのバックグランドなどについて、改まってご説明するような場を設けていなかったので、そういった意味でもとても良い貴重な機会となりました。この場を借りて「虹色」のスタッフの方にお礼申し上げます!

渋谷のカフェでインタビューを行ったのですが、TWを立ち上げる前の過程について話しながら、レズビアンカルチャーを発見したときのワクワク感や初めてアメリカに取材に行ったとき、人生初めてのインタビューの興奮などを思い出してとても懐かしかったです!(笑) 

世の中レズビアンがほとんど存在しないと思っていたとき、レズビアンだけでなく、こんな格好良くて魅力的なカルチャーまでもが確立されているのを知って感激したのをいまでも鮮明に覚えています。そんな感動を少しでも読者の方に今後も伝えられるよう一層努めて参りますので、これからもよろしくお願いします! また、新しい企画なども練っていますので、みなさんお楽しみに!

★インタビューに興味のある方は是非チェックしてみてください↓
www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/rensai



09.04.15




Y.keiser2009

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みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

前回に続き、ラシャペルのクィア的作品をご紹介。

まずはラシャペルが90年代に撮った、ファッションブランドDIESELの広告写真を。今回の回顧展のブティックでこの作品のカードが売られていましたが、私も含めそこにいたクィアたちはみんな早速購入していました(笑)。

デヴィッド・ラシャペル回顧展/ロッド・ジャクソン/ボブ・パリス
※ラシャペルが90年代に撮った、ファッションブランドDIESELの広告

この広告は男ふたりがキスしているのに加え、海軍といった、海外ではクィアなモチーフとしてよく知られているマリンのテーマで演出しているのも大きなポイント。また、そんな熱いふたりを演じているのは、モデルのロッド・ジャクソンと元ミスター・ユニバース&元ミスター・アメリカのボブ・パリス。ふたりはカミングアウトしているゲイで89年に結婚し現在は残念ながら離婚していますが、当時はアイコン的なゲイカップルとして認知されていました。

なので、フォトグラファーにモデル、テーマやモチーフなど全てがゲイな、クィア中のクィアな作品。TOO HOT!!!!!

デヴィッド・ラシャペル回顧展/レオナルド・ディカプリオ
※アンドロジナスで端正な顔立ちからゲイにも大人気のレオナルド・ディカプリオ。50年代のゲイアイコン、マーロン・ブランドに見立てられて。

レオナルド・ディカプリオを、自身もゲイアイコン的存在のマーロン・ブランドが映画『乱暴者(あばれもの)(原題:The Wild one)』で演じている、ゲイアイコンなキャラクター、ジョニー・ステイブラーに見立てた、ゲイテイスト全開な作品。

ジェームス・ディーン同様に、そのアンドロジナスでクールなスタイルなどから、いまでも典型的なブッチのルックスとされている「革ジャンにジーパン」への影響を与えたとも言われている、50年代のマーロン・ブランド。そのセクシーさやワイルドさ、また、自身がバイセクシュアルであることもオープンにし、数々の俳優との交際から、ゲイアイコンとしても有名な彼。

そんなマーロン・ブランドが熱演した、映画『乱暴者(あばれもの)』の暴走族の頭ジョニー・ステイブラーも、華麗でアンドロジナスなルックスに、逆境に負けない勇敢さがゲイ・アイコンになっているのは海外のゲイカルチャーではあまりにも有名な話。

デヴィッド・ラシャペル回顧展/『乱暴者』/マーロン・ブランド
※ディカプリオの写真のイメージとなった、映画『乱暴者(あばれもの)』。マーロン・ブランド演じるジョニーのワイルドな革ジャン&キャップ姿に、バイクに格好良く跨がった姿はラシャペルを始め、多くのクィアを魅了。


この回顧展では他にも、旧聖書やラシャペル自身も敬愛するミケランジェロなどからインスパイアされたという、世界中のゲイを魅了し続けたシリーズも多く展示されているので、パリに行かれる方は是非立ち寄ってみてください!


●展覧会期間/~2009年5月31日(日)
●開催場所/La Monnaie de Paris(ラ・モネー)
●住所/11, quai de Conti 75006 Paris
●℡/+33 (0)1 40 46 56 66
●最寄りメトロ/「Pont Neuf」(ポン・ノフ駅)7番線、「Odeon」(オデオン駅)4・10番線
●展示会公式サイト/www.monnaiedeparis.fr
●デヴィッド・ラシャペル公式サイト/www.davidlachapelle.com


★Tokyo Wrestlingのホームページは、こちら

デヴィッド・ラシャペル回顧展/『乱暴者』/マーロン・ブランド
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09.04.12




Y.keiser2009

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みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

前回、デヴィッド・ラシャペルのパリの美術館「ラ・モネー」での回顧展について書きましたが、
今回は、展示されていた作品やブティックで売られていたカードのなかでもクィア的な作品をいくつかピックアップ&ご紹介しようと思います。

まず、ラシャペルの永遠のミューズといえば、間違いなくMtFトランスセクシュアルの
アイコン的存、アマンダ・ルポール。

NYを拠点に、ファッションアイコンやモデル、シンガー、エンターテイナーとして幅広く活躍する彼女は、デヴィッド・ラシャペルの作品に必ずといってもいいほど登場していて、彼の古くからの友人でもあります。

ちなみに、2003年の『New York Observer』誌のインタビューでも、「トランスセクシュアルは本当に誤解されていると思う。彼女たちを被写体にするのは大好き。トランスたちは本当に意志が強くて、クローゼットに閉じ籠らずにその意志を貫くところも魅力的」と、称賛。

そんなワケで回顧展では彼女が写っている作品は数知れないほど展示されていましたが、なかでも、「マリリン・モンロー」の作品は、回顧展のポスターに使用されるほど。

デヴィッド・ラシャペル回顧展
※アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」に見立てられているアマンダ・ルポール。ブティックへの入り口のポスターとして使用。アマンダ特有のクィアで挑発的な視線がセクシー!

この作品はアンディ・ウォーホルの名作「マリリン・モンロー」へオマージュを捧げていて、50年代のアメリカ兵士を虜にし、まさにセクシー&グラマラスの象徴であったマリリン・モンローにアマンダが見立てられている、クィア要素満載な作品。ラシャペル曰く、「アマンダ・ルポールはトランスセクシュアルのマリリン・モンローのような存在」。

ちなみに、アンディ・ウォーホルの同シリーズで、同じく50年代の男の心をわしづかみにしていたアイコン、「エリザベス・テイラー」の作品も展示されていました。ブティックでは、ポスターが売り切れるほどの人気ぶりでした。

デヴィッド・ラシャペル回顧展
※これもMtFトランスセクシュアルのアマンダ・ルポールを、ゴージャス&セレブに。ラシャペルの皮肉の効いた演出とアマンダのグラマラスさのミックスがたまらない!


また、フランス最有力ゲイカルチャー誌『Têtu』(テチュ)3月号でのインタビューでは、ラシャペルは、「僕はつねに美の違う形を色々と称賛してきた。太っている人や年老いた人など、(通常の美の定義と)違うとされている人たちばかり」と、まさにクィア的な発言を。現在、アマンダ・ルポールと一緒に「天国」という新しいシリーズに参加中で、一緒に曲を書いたとも語っていました。どんな曲がリリースされるかワクワクしますね!


それでは今回は、この辺で。次回も引き続きラシャペルのクィア的作品をいくつかご紹介しますので、お楽しみに!


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【デヴィッド・ラシャペル回顧展inパリ】
パリの「ラ・モネー」美術館で開かれたデヴィッド・ラシャペルの回顧展についてひと言。


09.04.11




Y.keiser2009

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DJサマンサ・ロンソン/ル・バロン
※ル・バロンでもフロアを沸かせたDJサマンサ・ロンソン。


★リンジーの、サマンサとの破局後初のテレビ出演(レズビアンとしてカミングアウトしているエレン・デジェネレスのTV番組)については、こちら


みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

デヴィッド・ラシャペルについて書く前に、現在、当サイトでも度々取り上げてきた、ROHANこと米女優のリンジー・ローハン&DJのサマンサ・ロンソンのカップルについて、ファンを揺るがすニュースが世界中で出回っているので、今回はそれについて少しご紹介を。

昨年の暮れからふたりがケンカするところがとくべつ多く目撃され、ことあるごとに破局が噂されていたROHAN。しかしこれまで、リンジーが自身のブログで破局を何度も否定するなど、ケンカは多いものの破局は噂に過ぎなかったようでしたので取り上げませんでしたが、今回は2年ほどの交際を経て本当に別れてしまったようです。

米ゴシップ誌『Us Weekly』によると、先週末、LAのセレブ御用達のヒップなクラブ「Chateau Marmont」で開催されていた、サマンサの双子の姉でありデザイナーのシャーロット・ロンソンのコレクションのアフターパーティで、リンジーが出入り禁止にされたり、サマンサの自宅の鍵が変えられてしまったことを本人が語っているとのことです。「こんなにもサマンサを愛しているのに」と嘆くリンジー、よくある“ダイクドラマ”的な泥沼展開のようです…。

昨年日本でも行なわれたシャーロット・ロンソンのファッションショーにリンジーが友情出演するなど、サマンサの家族との仲むつまじさも微笑ましく、熱愛発覚当初からふたりを応援してきた当サイトとしてはとても残念ですが、今後お互いがまた新しい素敵なガールフレンドを見つけることを期待。リンジーもサマンサにこりず、次も是非超ホットなダイクをゲットしてもらいたい!(笑)


【追伸】
ロンソン側が警察署に訪れてリンジーに接近禁止命令を出したと噂されていますが、破局についてノーコメントを貫いているサマンサは、接近禁止命令については否定しています。あんなに仲が良かったのにここまで泥沼化しているのは、ふたりのパッションと、リンジーのサマンサへの情熱がそれほど強かったからなのでは? 


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09.04.08




Y.keiser2009

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デヴィッド・ラシャペル回顧展
c David LaChapelle

みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

ようやく日本に戻って参りました!
今後また日本でのことについていろいろと書く前に、
もうひとつご紹介したいパリでの出来事がありますので、今回はまずそれについてひと言。

パリの「ラ・モネー」美術館では今年の5月31日まで、いまの時代を鋭くユーモラスに切りとるフォトグラファー兼映画監督、デヴィッド・ラシャペルの回顧展が開催されているので、早速行ってきました。

デヴィッド・ラシャペル回顧展
※デヴィッド・ラシャペルの回顧展inパリ。

セレブリティのポートレートなど、ストーリー性が強くポップな写真でとくに知られる彼の作品が200点以上も展示されていて、彼のフランスでの作品展としては最大規模の展覧会なのです。
そのため、2月のオープニングイベントにはラシャペル本人も駆けつけ、訪れたパリのダイクやクィアたちを大いに感激させていました!

デヴィッド・ラシャペル回顧展


そんな彼は、同じくゲイとしてカミングアウトしている巨匠、アンディ・ウォーホルに、20歳くらいのときに見初められ、同氏が編集長を務めていたカルト誌『インタビュー』で華々しいデビューを飾ったことでも知られています。

以降、モード誌や広告、数え切れないほどのセレブリティのポートレートを撮りおろし、スターのミュージックビデオや映画の監督を務めるなどマルチに活躍。彼独特の、消費社会への皮肉を込めた強烈でユーモラスな演出の作品が世界中で熱狂的なファンを獲得し、いまやアメリカのポップカルチャーを語る上では欠かせない存在となったアーティスト。

そのファッショニスタ好みのエッジィで挑発的なセンスが一般的にも認知されるようになってきたのと同時に、クィアセンス全開な作品も数々発表し続けていて、クィアたちにも常に大人気なのです。

今回私が回顧展に行ったときも、たくさんのゲイやレズビアンたちが来ていて、クィアシーンでの彼の人気を改めて実感。ダークグレイのロングコートを着たダンディなゲイカップルや、ハードな鎖のネックレスをつけたテクノパンク系のベビーフェイスなイケメンゲイ、ブロンドのショートヘアにスキニージーンズでクールにキメたダイクカップルなど、たくさんのおしゃれなパリジェンヌ・クィアが来ていて、お客もまた見どころ満載でした(笑)。

そんなデヴィッド・ラシャペルのクィア的な作品を次回いくつかご紹介したいと思いますので、お楽しみに!

デヴィッド・ラシャペル回顧展
※ゲイやレズビアン以外にも大人気のこの回顧展。日曜日は長蛇の列ができるほど、パリジェンヌを虜に!


●展覧会期間/~2009年5月31日(日)
●開催場所/La Monnaie de Paris(ラ・モネー)
●住所/11, quai de Conti 75006 Paris
●℡/+33 (0)1 40 46 56 66
●最寄りメトロ/「Pont Neuf」(ポン・ノフ駅)7番線、「Odeon」(オデオン駅)4・10番線
●展示会公式サイト/www.monnaiedeparis.fr
●デヴィッド・ラシャペル公式サイト/www.davidlachapelle.com

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09.04.03




Y.keiser2009

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スイス

みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。

もうご存じの方もいるかと思いますが、
またまたうれしいクィアニュースが届きましたので、
今日は少しそのご紹介を。

まず、私の母国でもあるスイスで、3月29日に輝かしい出来事が!

スイス最大の都市であるチューリッヒで行われた市長選で、
レズビアンとしてカミングアウトしているコリーヌ・マウフ氏が当選しました。
同市初の女性市長ともなるので、ダブルでうれしいニュース!

パリやベルリンの市長がゲイで、アイスランドの首相がレズビアンだったりと、

最近、政治界でも世界中でますますカミングアウトしているゲイやレズビアンが
現れてきていまね!!


スイスは小さい国ながらも、2007年より一般市民が同性パートナーシップ制度
を可決したりと、割とリベラルな国なのもうれしい限りです。

毎年ヨーロッパの違う都市で開催されるヨーロッパのゲイプライド、
「ユーロプライド」の 今年の開催地がちょうどチューリッヒなので、
より一層盛り上がりそうです。

5月2日より6月7日という、長めのプライドイベントなのですが、オープニングの2日に、
早速コリーヌ・マウフ氏がスピーチを行う予定です。

また、数万人の動員を予想しているパレードは6月6日に開催予定ですので、
その間ヨーロッパに行かれる方は是非チューリッヒに寄ってみては!


また、ここ数年海外の素敵なクィアニュースが続くなか、この日本にもようやく光が(笑)。

フランスや、ドイツ、スペイン、イギリス、カナダ、ベルギーなどをはじめ、
様々な国で同性パートナーシップや同性婚が可能なものの、
日本ではまだ議論すらされていないと定期的に批判されていましたが、
今後、海外での同性婚が国内でも認められることになりました。

社民党の福島みずほ党首らが昨年11月に、
同性婚の場合でも婚姻証明書を発行するよう法務省に要請していたところ、
同省が今年の3月26日に、海外で同性婚を行ったカップルに
「婚姻要件具備証明書」を発行することを決定。

海外の同性婚を認めるアジア初の国ともなるようです!

海外で同性婚を考えているカップルは、これを機に是非ゲイウェディングを!!

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09.04.01




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