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Y.keiser2009 |
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みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。
前回、デヴィッド・ラシャペルのパリの美術館「ラ・モネー」での回顧展について書きましたが、
今回は、展示されていた作品やブティックで売られていたカードのなかでもクィア的な作品をいくつかピックアップ&ご紹介しようと思います。
まず、ラシャペルの永遠のミューズといえば、間違いなくMtFトランスセクシュアルの
アイコン的存、アマンダ・ルポール。
NYを拠点に、ファッションアイコンやモデル、シンガー、エンターテイナーとして幅広く活躍する彼女は、デヴィッド・ラシャペルの作品に必ずといってもいいほど登場していて、彼の古くからの友人でもあります。
ちなみに、2003年の『New York Observer』誌のインタビューでも、「トランスセクシュアルは本当に誤解されていると思う。彼女たちを被写体にするのは大好き。トランスたちは本当に意志が強くて、クローゼットに閉じ籠らずにその意志を貫くところも魅力的」と、称賛。
そんなワケで回顧展では彼女が写っている作品は数知れないほど展示されていましたが、なかでも、「マリリン・モンロー」の作品は、回顧展のポスターに使用されるほど。

※アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」に見立てられているアマンダ・ルポール。ブティックへの入り口のポスターとして使用。アマンダ特有のクィアで挑発的な視線がセクシー!
この作品はアンディ・ウォーホルの名作「マリリン・モンロー」へオマージュを捧げていて、50年代のアメリカ兵士を虜にし、まさにセクシー&グラマラスの象徴であったマリリン・モンローにアマンダが見立てられている、クィア要素満載な作品。ラシャペル曰く、「アマンダ・ルポールはトランスセクシュアルのマリリン・モンローのような存在」。
ちなみに、アンディ・ウォーホルの同シリーズで、同じく50年代の男の心をわしづかみにしていたアイコン、「エリザベス・テイラー」の作品も展示されていました。ブティックでは、ポスターが売り切れるほどの人気ぶりでした。

※これもMtFトランスセクシュアルのアマンダ・ルポールを、ゴージャス&セレブに。ラシャペルの皮肉の効いた演出とアマンダのグラマラスさのミックスがたまらない!
また、フランス最有力ゲイカルチャー誌『Têtu』(テチュ)3月号でのインタビューでは、ラシャペルは、「僕はつねに美の違う形を色々と称賛してきた。太っている人や年老いた人など、(通常の美の定義と)違うとされている人たちばかり」と、まさにクィア的な発言を。現在、アマンダ・ルポールと一緒に「天国」という新しいシリーズに参加中で、一緒に曲を書いたとも語っていました。どんな曲がリリースされるかワクワクしますね!
それでは今回は、この辺で。次回も引き続きラシャペルのクィア的作品をいくつかご紹介しますので、お楽しみに!
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09.04.11
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ラシャペルの作品に登場するゲイアイコンたち!»