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Kondou Hisako |
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みなさん、こんにちは。コントリビューター・ライターの近藤です。
今回は、トム・フォードに引き続き、シーアのニュー・アルバムをご紹介します!
シーアことシーア・ファーラーは、オーストラリア/アデレード出身で現在はイギリスを拠点に活動している女性ヴォーカリスト。バイセクシュアルをオープンにしていて、以前、米レズビアンサイト「AfterEllen.com」でボーイッシュな女の子と付き合っていることもオープンに話していました。その付き合っている女の子があまりにもボーイッシュなので、ときどき本当はバイセクシュアルではなくストレートではないのかと自分で混乱するとぶっちゃけトークをしたり、ユーモアのセンスも抜群! そのボーイッシュの女子とは、元・レ・ティグレのメンバーでダイクのJDサムソンとも噂されています。MySpaceのフレンドのトップには、そのJDやオープンリー・ゲイのシンガーソングライター、スコット・マシューのほかに、バンドメンバーにクィアが多いCSSの名前も!
そんなクィアな彼女は音楽の面では、イギリスのプロデューサー・ユニット、Zero 7のアルバム『Simple Things』(‘01)『When It Falls』(‘04)にヴォーカリストとして参加したことでも知られる実力派なのです。2000年にリリースしたメジャーデビュー・アルバム『Healing Is Difficult』に収録された「Taken for Granted」がUKチャート10位入りを果たし、さらに同アルバムの収録曲「Little Man」のリミックスがクラブシーンで大ヒットを記録。アンダーグランドから評判が広がり、ポスト・ローリン・ヒルとも言われました。

天性の才能で地道にキャリアを重ねていくなかで、シーアがソロ・アーティストとして注目されるようになったのは、2005年の終わり頃、アメリカのHBOのTVドラマ『シックス・フィート・アンダー』のラストシーンで彼女の楽曲「Breathe Me」が使用されてからなのです。ちなみに余談ですが、同ドラマはレズビアンアイコン的存在としても知られる『Lの世界』アリス役のレイシャ・ヘイリーが大のお気に入りのドラマでもあります。
2008年にアルバム・リリースとなったメジャー4作目となる本作では、ゲストにベック、元キンクスのレイ・デーヴィスといった豪華メンバーが参加しているのもうれしい限り。メランコリックでフォーキーなメロディーに乗る、ハスキーでソウルフルなシーアのヴォーカルは、刺激的なのにどこか懐かしい独自の世界観を創造しています。もちろん、キュートなルックスとファッション・センスにも大注目!
また、アメリカでアルバムが成功した後、2008年にシーアが前述のAfterEllen.comのインタビューでバイセクシュアルをカミングアウトしたことにさらに注目が集まりました。女の子とデートしていたというシーアは、「最初のボーイフレンドは17歳のとき、そして最初のガールフレンドは21歳のとき」と言っています。「バイセクシュアルなのを秘密にしてきたことは一度もないし、いつもオープンにしてきた」とのこと。「成功したから周りが騒ぎ始めただけ」とクールにコメントしました。自身がバイセクシュアルであることは変わらず、自分が自分らしく生きていることを見てほしいと、セクシュアリティにとらわれない前向きな姿勢をアピールしたシーア。有名になっても飾ることなくありのままの自分を貫いている彼女が、クィアシーンの中心的存在で音楽の才能が豊かなJDに惹かれるのも無理のないこと。そんなステキなシーアの音楽とライフスタイル、どちらも応援したいですね! 是非チェックを!!
★シーアとJDの速報については、こちら。
●Some People Have Real Problems / リアル・プロブレムス
●Sia / シーア
●発売日:2009/05/13
●2,300円(税込)
●UNIVERSAL CLASSICS & JAZZ
●www.myspace.com/siamusic
09.05.15
«フランスのエレクトロパンク・デュオ、SEXY SUSHI!
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