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Y.keiser2009 |
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みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。
先週の金曜日(7/10)と土曜日(7/11)に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でとっても素敵な映画を観てきましたので、今回少しご紹介を。
金曜日は、実在したイギリス人作家&ゲイアイコンのクェンティン・クリスプの波瀾万丈な生涯を描いた映画『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』(‘09)を観に行ったのですが、クリスプのクィア度満点なキャラクターが輝かしく、なかなか興味深い映画でした。70年代以降のニューヨークのゲイシーンが垣間見られるのも見所で、アメリカのゲイカルチャーに興味のある方にはかなりオススメな一作。
クリスプ役を熱演しているのは、レズビアン映画『バウンド』を撮ったことでも知られているウォシャウスキー監督の『Vフォー・ヴェンデッタ』(’05)などに出演した(アダム・サトラー首相役)名優のジョン・ハート。さらに我らがナンバーワンLGBTアクティビストこと、『セックス・アンド・ザ・シティ』でミランダ役のシンシア・ニクソンの出演も見逃せないです。次回の上映会は7月17日(金)21:25(スパイラルホール)ですので、観に行ける方は是非行ってみてくださいね!

土曜日に観たのが、TWでもご紹介していた『トゥルー・ラブ?』(‘08)。レズビアンのお母さん2人とゲイのお父さん2人に囲まれているストレートのティーネイジャー、トゥルーの学園物語。インナーホモフォビア&ホモフォビアやカミングアウト、ゲイ・レズビアンの親、ストレートのアライ(=LGBTをサポートするストレートの支持者)などといった比較的シリアスなテーマについて、しっかりした脚本をバックボーンにひねり且つインテリジェンスたっぷりに描かれているので、個人的に今回の映画祭のフェイバリット作品になりそうな予感!

※脇役ながらもいつになく存在感大でLGBT映画の常連、ジェーン・リンチ(右)。自身もカミングアウトしていて、『Lの世界』では辛辣弁護士ジョイス役を熱演。左にいるゲイの先生も、かわいさ満点な演技が大好評!
ちなみに劇中で、「I'm not your Katie Holmes!(訳:私はあなたのケイティ・ホームズじゃないのよ!)」というセリフを主人公のトゥルーがゲイだけどカミングアウトしていない親友ローにぶつけるシーンがあるのですが、字幕では簡潔さが優先されるため訳されていませんでしたので、ここでご紹介したいと思います。
ローがゲイだとバレないために、親友のトゥルーが彼の恋人のフリを引き受けてしまうことになるのですが、ある日それにうんざりする彼女が発する言葉。もうおわかりかと思いますが、かねてからゲイの噂が絶えないトム・クルーズの妻、ケイティ・ホームズの“ケイティ”をそのカムフラージュの役を果たす彼女に見立てた、かなり皮肉がこもって少しヒヤヒヤするセリフなのです…!
また、主人公のレズビアンのお母さんを演じるのは、2007年国際ゲイ&レズビアン映画祭にて上映された短編映画『別れるって辛いわ!?(原題:Breaking up really sucks)』((‘01)でもレズビアン役を好演した女優のアレキサンドラ・ポール。レズビアンの恋愛をリアルにそしてユーモラスに描くこの作品で、不器用な主人公を茶目っ気たっぷりに演じていた彼女のキュートな演技を覚えている方もいるのでは?
さらに、トゥルーのストレートの恋人・トレヴァーのゲイのお父さん役を演じるのは、同じくゲイとしてカミングアウトしているアメリカでは有名な喜劇作家で著名人のブルース・ヴィランチュ。その真似できないブラックユーモアたっぷりなキャラクターが素敵!
というわけで、この『トゥルー・ラブ?』は絶対にオススメ!! 次回の上映会は、7月17日(金) 19:05(スパイラルホール)ですので、観に行ける方はお見逃しなく!!
●邦題:イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
原題:An Englishman in New York
監督名:リチャード・ラクストン
上映: 7月17日(金) 21:25~ @スパイラルホール
●邦題:トゥルー・ラブ?
原題:Tru Loved
監督名:スチュワート・ウェイド
上映: 7月17日(金)19:05 ~ @スパイラルホール
★東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2009のオフィシャルサイト↓
tokyo-lgff.org/

09.07.13
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