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Kondou Hisako |
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※ゲイとしてカミングアウトしているグッチの元デザイナー、トム・フォード。『Vanity Fair』の表紙は、レズビアンとしてカミングアウトしているアニー・リーボヴィッツの作品。
みなさんこんにちは、コントリビューター・ライターの近藤です。
以前ここでも、“最もセクシーなゲイ”と称されている元グッチのデザイナーのトム・フォードが映画界に進出したことをご報告させていただきましたが、そのフォードの初監督作『A Single Man』が先日9月12日に開催されていたヴェネツィア映画祭で話題になりましたので、遅ればせながら今回また一言を。
もうご存知の方も多いかと思いますが、パワーゲイのトム・フォードが初監督作に選んだ『A Single Man』は、ゲイとして知られるクリストファー・イシャーウッドが1964年に発表した小説を基に映画化。脚本も共同で担当し、キャストにはゲイフレンドリーな実力派俳優のキャスティングを実現させました。そんなフォードの渾身作である本作は、62年のカリフォルニアを舞台に、事故によりパートナーを失ってしまったゲイのイギリス人教授の1日を描くヒューマンドラマとして絶賛されています。
そして、その教授に扮したコリン・ファースが孤独と葛藤するキャラクターを見事に演じきり、第66回ヴェネツィア映画祭で最優秀男優賞を獲得! また、今年の審査委員長を務めていたのはアン・リー監督で、あの『ブロークバック・マウンテン』(’05)で第62回目の同映画祭の金獅子賞(作品賞)に輝いた記憶も新しいです。ファース演じるゲイのキャラクターが満場一致で男優賞を獲得する快挙を成し遂げたときに、ゲイフレンドリーな監督が団長だったというのもステキな偶然。
また、新カンファレンスでトム・フォードは、「これはゲイの映画ではなく、普遍的で、私たちみんなが感じている愛や孤立についての映画なのです」とコメントを。
初監督作にしてすでに「最高!」と称賛を浴びている本作は、トム・フォードの言うようにセクシュアリティを問わず万人の心に訴える感動作に仕上がっているとのこと。日本への1日も早い上陸をみんなで願いましょう!!

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09.09.22
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