Tokyo Wrestlingエディターズの編集後記。編集にまつわる裏話や、世界をまたぐTokyo Wrestlingフレンズからのお便りを紹介。
Personal notes from our editors. Also discover postcards from TW friends around the world!
Notes personnelles des editrices. Decouvrez aussi les messages des Tokyo Wrestling friends du monde entier.













Kondou Hisako

* Japanese posts precede their corresponding English translations. For English, click here or <English> in the left-side menu.

アメリカンアパレルTシャツ


みなさんこんにちは、コントリビューターライターの近藤です。

今回は、アメリカで最も大きなマーケットを誇るファッションメーカーのアメリカンアパレルが、ゲイへの支持を強くアピールするTシャツを新たに発表しましたので一言を。Tokyo Wrestlingでも取り上げた、2008年11月に米カリフォルニア州の同性婚を禁止する法案8号(Proposition8)が当選したことに対抗するため、アメリカンアパレルがリリースした「Legalize Gay Repeal Prop8 Now」(=同性愛を合法に いますぐに法案8号を撤廃せよ」のTシャツの成功に続いて、今回はゲイメッセージを盛り込んだデザインのTシャツをさらにもう2枚リリース。

このデザインはライブラリーシリーズという、1980年代の新聞に掲載された白黒写真をプリントしたシリーズの一部。 1枚目のTシャツは、1984年のウエスト・ハリウッドのゲイプライドでサンタ・モニカ通りをマーチしているゲイカップルの写真。

「アンチ・ホモフォビア・ラリー」(=反同性愛嫌悪・ラリー)とタイトルされた2枚目のTシャツは、1989年にゲイのデモ参加者がアナハイム・ホテルの外でデモしている写真。そして1人の男性が「愛がホモフォビアを治療する」という内容のプラカードを掲げています。(アメリカでは、キリスト教団体などが「同性愛を“治療”する」施設を運営していることなどを皮肉ったメッセージ。)

法案8号問題以前から、ゲイやレズビアン誌に広告出稿するなど、かねてからゲイフレンドリーとして知られるアメリカンアパレルですが、その後、アメリカ最大のゲイ権利擁護団体のヒューマン・ライツ・キャンペーンと「Legalize Gay」シリーズのTシャツのスペシャルエディションを一緒にリリースするなど、ますますゲイたちを積極的にサポートしています。

また、TWでも掲載したように、アメリカのサイトでは次のメッセージが堂々と掲載されています。「アメリカンアパレルは、従業員や顧客に多くのLGBTがいることを認識していて、ゲイの権利の保護を声高にサポートしている会社です。」唯一残念なのは、同社の日本のサイトにそのスタンスがアピールされていないこと。(「Legalize Gay」のTシャツが販売されたものの、その趣旨についてひと言も掲載されていませんでした。)

アメリカでは、この新しいTシャツはアメリカンアパレルのウエブサイト上と、そして店頭にて30ドルで販売されるとのこと。日本での流通は決まっていませんが、マーク・ジェイコブスのレズビアン&同性婚を支持するTシャツに続き、新たにクィアフレンドリーなアイテムがリリースされたことはうれしい限り。アメリカンアパレルの今後のリリースにも注目ですね!

kanrenkiji.jpg
【マーク・ジェイコブスのゲイフレンドリーTシャツ!】
パワーゲイとして知られるファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスが、同性婚をテーマにしたTシャツをデザイン

09.10.28


«J.P.ホルの展覧会! | INFO index | 米オバマ大統領がマシュー・シェパード法に署名を»