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Kondou Hisako |
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(C)FOX TELEVISION
みなさんこんにちは、コントリビューター・ライターの近藤です。
今回は、いま全米で話題になっているゲイフレンドリーな新テレビドラマシリーズ「glee」について一言を。
この「glee」は、センセーショナルなシーンの連続で毎回話題を呼んでいる大人気テレビドラマ「Nip/Tuckマイアミ整形外科医/ハリウッド整形外科医」を手がけたライター/プロデュサーのライアン・マーフィーが新たに製作した新コメディ・シリーズ。
「Nip/Tuck」は、ゲイをカミングアウトしているマーフィーならではのクィア要素と毒気たっぷりのユーモアをふんだんに盛り込んだ内容で、米マイアミ(のちにカリフォルニアに移動)を舞台に主人公の美容整形外科医ショーンとクリスチャンのふたりの男性の友情以上の愛情に近い関係を主軸に描いたヒューマン・ドラマです。
マーフィー自身も「Nip/Tuck」は「ヘテロセクシュアルの男性ふたりの愛(必ずしも性的な意味ではない)」についてのドラマだとコメントするほど、ふたりの関係を絶妙に描いています。そして彼らが行なう美容手術にリアルな社会問題も絡めながら展開していき、エンターテインメントを超えた辛辣なメッセージも含んでいます。また、サブキャラクターとして登場する麻酔医リズがレズビアンだったり、ショーンの妻ジュリアがレズビアンの恋人を作ったり、ショーンの息子マットが自分はゲイかもしれないとセクシュアリティに悩んだり、女性だと思っていたコーチのアバは実は手術を受けたトランスセクシュアルだったりと、つねにクィアなエピソードが満載です。
そして、2010年より放送予定のシーズン6の製作も決定している「Nip/Tuck」に続いてマーフィーが手がける「glee」なのですが、20世紀FOXテレビにて放送される新たなミュージカル・コメディ・ドラマのテレビシリーズとして、すでにカルト的な人気を獲得しています。この企画は、マーフィーがもともとテレビではなく映画として考えていたもので、全ての音楽の選曲はマーフィー自身により、その選ばれた楽曲のバランスとセンスの良さはすでに評判。オハイオ州リマにある架空のウィリアム・マッキンリー高校を舞台に、グリークラブとして知られる高校合唱団に関わる先生や生徒たちの様子を現在のヒット曲から過去の名曲を使ったパフォーマンスをまじえながら描いています。
アメリカでは今年の9月よりスタートし、既にシーズン1のエピソード4まで放送されましたが、エピソード3では登場人物のひとりがゲイをカミングアウトするなど、そのゲイフレンドリーさも話題に。また、本作にはスタイリッシュ・レズビアンドラマ「Lの世界」の敏腕弁護士役でも大人気のレズビアン・アイコン的存在でカミングアウトしている女優のジェーン・リンチがチアリーダーのコーチSue Sylvester役で出演しているのも見逃せません。

※レズビアンとしてカミングアウトしている米女優のジェーン・リンチもドラマに出演。
そしてそのリンチ演じる鬼コーチSue Sylvesterがいつも必ず言う台詞で、お約束的な笑いを誘うシーンがあるので、ここでご紹介。
(この練習)きついと思っているの?
(ジェーン・リンチが何かチアリーダーの練習よりきついことを言ってから)
これが(本当に)きついこと!
Sue Sylvester: You think this is hard?
[something harder than a cheerleading routine]
Sue Sylvester: *that's* hard!
辛辣な役を演じても、毎回憎めないお茶目でユーモラスなキャラクターのリンチだからこそ笑える名台詞なのでは。
そんなクィアパワーあふれる「glee」の日本上陸は残念ながらまだ未定のようですが、それまではYOUTUBEなどを観ながら楽しみに待ちましょう!!
★「glee」のオフィシャルHPはこちら↓
www.fox.com/glee/
★「glee」のオフィシャル・トレーラーはこちら↓
www.youtube.com/watch
09.10.01
«サマンサ・ロンソンが人気テレビドラマにゲスト出演!
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