Tokyo Wrestlingエディターズの編集後記。編集にまつわる裏話や、世界をまたぐTokyo Wrestlingフレンズからのお便りを紹介。
Personal notes from our editors. Also discover postcards from TW friends around the world!
Notes personnelles des editrices. Decouvrez aussi les messages des Tokyo Wrestling friends du monde entier.













Y.keiser2009

* Japanese posts precede their corresponding English translations. For English, click here or <English> in the left-side menu.

『カケラ』

みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。

映画『カケラ』の監督・安藤モモ子さんのインタビューを先日Tokyo Wrestlingで掲載しましたが、みなさんいかがでしたか?

インタビューでも伝わるかと思いますが、安藤さんはそのままとてもエネルギッシュでレズビアンフレンドリーな方でした。インタビュー中、私だけでなく、同行していたアシスタントの目も真っ直ぐ見ながら話していたのが印象的で、その気取らないフレンドリーさと映画作りへの情熱から個人的にも大変刺激を受けました。

また、劇中にて、当事者が驚くかもしれない演出についても監督のお話や解説が伺えたので、本当にこのインタビューが実現して良かったと思っています。宣伝会社に直接取材を申し込んだところ最初は断られたのですが、その後、GOLDFINGERMOTEL#203等のプロデューサー・オーナーのチガさんが安藤さんに連絡をしてくれました。そのおかげで安藤さんと直接交渉ができ、彼女自らのプッシュで取材が実現しました。チガさん・安藤さん、どうもありがとうございました!

TWは、いままで数々の一般企業とコラボレーションや企画を行ってきましたが、欧米とは対照的に日本では、レズビアンを題材にした作品でもレズビアンメディアの取材に応じない場合がまだ多いのが現状。LGBTマーケットが確立している欧米とは逆に、大半の日本の企業はまだLGBT層を宣伝の視野には入れていないようです。日本国内ではLGBTについて一定のPR効果が認められる層としての具体的なデータが出されていないこともあってか、LGBTたちが消費者層としては認知されていないようです。まだまだ難しい状況ではありますが、毎回諦めずに企業側とのコミュニケーションを重ねていくことで、少しずつ開拓していけたらと思っています。

アメリカやフランスなどでも昔は難しい状況ではありましたが、たとえばショーン・ペン主演の映画『ミルク』(’08)でも描かれているように様々な活動や当事者の連携があり、今ではレズビアン映画等は必ずレズビアンメディアのインタビューに応じ、それどころか広告を出稿するのが当たり前になっています。

日本での現状がもっとオープンになるまでは様々な行動が必要だったりもう少し時間がかかるかもしれませんが、グローバル化が進むなか必然的にいつかそこに到達すると感じています。だからこそ偏見を少しずつ無くして開拓していく意味でも、TWは重要なプロジェクトだと常々感じていますので、今後とも応援をどうぞよろしくお願いいたします!

『カケラ』
●『カケラ』
監督:安藤モモ子
出演:満島ひかり、中村映里子、かたせ梨乃、ほか
4月3日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー
配給:ピクチャーズデプト 配給協力:ピックス
© 2009 ゼロ・ピクチュアズ
★オフィシャルサイト↓
http://love-kakera.jp
★安藤モモ子さんのオフィシャルブログ↓
http://momokoando.blog 


kanrenkiji.jpg

【『カケラ』の監督・安藤モモ子さんのインタビュー】
女の子同士の恋愛物語を描いた映画『カケラ』についてや、自身の女性への初恋などについて語ってもらった
line.gif
【映画『ミルク』レズビアン役&監督のインタビュー】
レズビアン役を演じた女優や監督などに作品や当時のミルクのキャンペーンの様子について語ってもらった

10.05.04


«タイムアウト東京フェア・トークイベント「LGBTツーリズム」 | INFO index | TWピックアップ・パーティスナップ(5/4)»