Tokyo Wrestlingエディターズの編集後記。 編集にまつわる裏話や、世界をまたぐTokyo Wrestlingフレンズからのお便りを紹介。
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Editors "Kondou Hisako"

Kondou Hisako

* Japanese posts precede their corresponding English translations. For English, click here or <English> in the left-side menu.

トム・フォード
※ゲイとしてカミングアウトしているグッチの元デザイナー、トム・フォード。

みなさん、こんにちは。コントリビューター・ライターの近藤です。

前回、トム・フォードの映画について書きましたが、今回はそのスタイリストや俳優たちについてひと言。

衣装を担当するのは、『ウォーク・ザ・ライン』でアカデミー賞にノミネートされ、クィアカルト映画『ヘドヴィグ・アンド・アングリーインチ』や『Lの世界』のアリス役のレイシャ・ヘイリー率いるバンド、Uh Huh Herのアルバムをスタイリングをしたことでも知られるアリアンヌ・フィリップス。敏腕スタイリストというだけでなく、クィア通な彼女のセレクションもかなり見所です。

気になる主人公の教授を演じるのは、80年代に、ゲイ映画『モーリス』と共にイギリス・ゲイ・ムービーを牽引した『アナザー・カントリー』に出演していたコリン・ファース。実話を基にした『アナザー・カントリー』は、元々は舞台劇で、映画版ではゲイをカミングアウトしているルパート・エヴェレットがゲイのスパイであるガイ・ベネットを演じていました。ちなみにコリン・ファースはガイの親友役を演じていましたが、舞台ではコリンがガイ役を演じました。

そして、主人公の年下のパートナーを演じるのはマシュー・グード。彼は、人気レズビアン映画『四角い恋愛関係』に、ハイパー・ペラーポに捨てられる元婚約者役として出演していたので、レズビアンには馴染みのある顔なのでは。

さらに、『キンキーブーツ』の監督としても親しまれているジュリアン・ジャロルドの映画『情愛と友情』で、ベン・ウィショー演じる青年に翻弄される役も演じているので、まさにクィアに親しみのある男優。

他にもたくさんクィア関連要素があるのですが、長くなってしまうのでこの辺で。それぐらい、クィアな監督や作品との相性の良さをすでに証明している俳優たちのキャスティングが満載で、トム・フォードならではのこだわりが伝わってくるのではないでしょうか。映画の公開が待ち遠しいですね!!

★Tokyo Wrestlingのホームページは、こちら



09.05.02




Kondou Hisako

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トム・フォード
※ゲイとしてカミングアウトしているグッチの元デザイナー、トム・フォード。『Vanity Fair』の表紙は、レズビアンとしてカミングアウトしているアニー・リーボヴィッツの作品。超セクシーで有名な彼をストレートのプレイボーイに見立て、アニーならではの皮肉とウィットにちなんだ演出。

みなさんこんにちは。コントリビューター・ライターの近藤です。

マーク・ジェイコブスの結婚ニュースに続いて、モード界のホットな話題を今回もう一つご紹介しようと思います。

最もセクシーなゲイとも称されているトム・フォード。そんな彼は、映画『007/慰めの報酬』(‘08)で、ダニエル・クレイグ演じる6代目ジェームズ・ボンドの着るスーツのデザインを担当し、グッチの元デザイナーとしてとくに有名。そのトム・フォードによるボンドのスーツは、ガッチリしたマッチョなクレイグの体型を生かしつつもスタイリッシュで粋なイメージを与える、まさに今までにないクレイグのボンド像にふさわしいものと高く評価されています。もうご存じの方も多いかと思いますが、ファッション界で常に新しいことに挑戦し続けてきたことで知られるトム・フォードが、今度は映画界に進出!

90年代のグッチの顔ともいえるトム・フォードはクリエイティブデザイナーに赴任、ほとんど破産状態だった同ブランドの売上を引退するまでに10倍以上に成長させた稀代の救世主としてとくに有名。その後自身の名前を冠したデザイナーズ・ブランドを展開、今やファッション界のトップに君臨していますが、学生の頃は俳優を目指し、CM出演なども在学中からこなしていました。また、スタジオ54や同じくゲイとしてカミングアウトしているアンディ・ウォーホールのファクトリーに出入りするなど、アート、ファッション、音楽すべての流行に刺激を受けていたことも有名です。

パーソンズ・スクール・オブ・デザインでインテリア・アーキテクチャー(建築)を学んだ後にファッション界に進んでいるのも、人並みはずれたクリエイティビティと才能の豊かさを物語っています。そしてその多彩な経歴を誇るトム・フォードが満を持して監督デビューを飾ります。自身のブランドを立ち上げたのと同時に、すでに映画製作会社「Fade to Black」を立ち上げていることから、映画監督としてメガフォンを取る日が心待ちに。

気になる作品タイトルは『A Single Man(原題)』で、1964年に出版されたクリストファー・イシャーウッドの小説を基に映画化。不遇の事故によりパートナーを失ってしまったゲイのイギリス人教授の一日を描くヒューマンドラマで、脚本はトム・フォードとデヴィッド・シェアースが共同で手掛け、撮影はロサンゼルスにて行われています。

次回は、衣装を担当したスタイリストさんや俳優のクィア関連をご紹介したいと思いますので、お楽しみに!


トム・フォード
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【『A Single Man』がヴェネツィア映画祭で話題】
トム・フォードの初監督作『A Single Man』がヴェネツィア映画祭で話題に
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【映画祭でトム・フォード監督が登壇】
トム・フォードが第22回東京国際映画祭に登壇、初監督作『A Single Man』を上映


09.05.01




Kondou Hisako

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マーク・ジェイコブス
※ゲイとしてカミングアウトしているアーティスト、アンディ・ウォーホルが創始したカルチャー誌『インタビュー』の表紙を飾るマーク・ジェイコブス。自身もゲイとしてカミングアウトしていて、ここではシルバーのウィッグがトレードマークだったウォーホルに見立てられて。

みなさん、こんにちは。ライターの近藤と申します。

この度、Tokyo Wrestlingのコントリビューター・ライターになりましたので、今後ここでも気になったクィアなトピックなどご紹介できたらと思います。

なかでも、とくに海外ドラマや映画、音楽にまつわる情報をフィーチャーしていく予定です。レズビアンカルチャーとしてお馴染みのものに限らず、あらゆる作品のなかから、うっかりしているとスルーされてしまいそうなトピックスなど、クィアカルチャーとの関連性を引き出していきます。いかにクィア・パワーがエンタメ&カルチャーに浸透しているのか、そしてトレンドを生み出しているのかをお伝えできたらと思っています!
どうぞよろしくお願いします!

さて今回は、まずはファッション界でのクィアトピックのいくつかについてご紹介したいと思います。 

ハイブランド、ルイ・ヴィトンのデザイナーで自身の名前を冠したブランドも大人気の、マーク・ジェイコブス。

当時話題になった、男性がキスするマーク・ジェイコブスの広告でもわかるよう、ゲイとして完全にオープンにしている彼ですが、彼の広報部長を務めている恋人ロレンツォ・マルトーネと交際期間約1年を経て、婚約したことがファッション紙『WWD』で掲載!

バカンス中のブラジルでは、すでに婚約指輪をしている姿が確認されているラブラブなふたり。今回のブラジル滞在の目的は1月にオープンしたマーク・ジェイコブスのショップを訪問することと発表されていますが、ブラジル人であるマルトーネの家族や親しい人々が同国にいるため、婚約報告も兼ねているとみられています。

またマルトーネは最近、ふたりの関係について「ニューイヤーズ・イヴの時期にセント・バーツ島での挙式をあげるのは楽しいだろうね」と、結婚の可能性を示唆。そんなワケで近い内に彼らの結婚式のニュースが入ってくるかもしれませんが、ファッションデザイナーとその広報の結婚って、まさにパワーゲイのカップル。何とも素敵ですね!! 末永くお幸せに!


Profile:近藤 日咲子(Kondou Hisako)
エンタメ&カルチャー情報誌などのページで音楽、映画、海外ドラマなどの新作情報を発信している編集ライター。作品レヴューだけでなく、マキシモ・パークなどのアーティスト・インタヴューも行ってきた。その傍らで、DVD業界のプレスリリースやWebサイトなどでコメントを書いたり、サブカル系マガジンに寄稿するなど活動中。


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【マーク・ジェイコブスのゲイ広告と米メンズ・ヴォーグ】
マーク・ジェイコブスの広告が、以前米メンズ・ヴォーグで掲載が断られたことをコラボレーターが語る


09.04.30




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