Editors "<Entertainment>"
Y.keiser2009
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※6月8日(金)、新宿2丁目のバーGOLDFINGERでTokyo Wrestlingの5周年記念パーティを開催! 当日は男女MIXですので、男性の方もお気軽にお越しください☆
みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
さて、先日INFOでもお伝えした通り、お陰様で2012年6月にTokyo Wrestlingがオンライン5周年を迎え、また、日本のホットなBOIの写真集・インタビュー本「Tokyo BOIS!」 のリリース1周年ということで、今度の金曜日(6月8日)のPM 8時より12時まで、新宿2丁目のバーGOLDFINGER でパーティを開催する予定です。今回は、同イベントについて少しご紹介を、さらにホットなニュースもお知らせさせていただきたいと思います。
まずイベントに関しては、PM 8時より12時までバーGOLDFINGERで開催予定ですが、写真家・戸﨑美和さんとのコラボブック「Tokyo BOIS!」の1周年記念ということもあり、一夜限りのBOI写真撮影を敢行いたします。(※PM 9時半~11時まで)その写真は、後日Tokyo Wrestlingのサイトで掲載しますので、是非チェックしてみてください。「Tokyo BOIS!」に登場したBOIモデルや、初めてのBOIモデルの方も大歓迎ですので、お気軽にご参加ください☆ 本に出たBOIのその1年後の姿も気になりますね!
※6/8のイベントでは、「Tokyo BOIS!」の写真家・戸﨑美和が一夜限りのBOI写真撮影を敢行! 是非ご参加を★ (※PM 9時半~11時まで)
また、「Tokyo BOIS!」にも登場したイベント「BOYish FRIEND」 の記念すべき第1回目でクィアで熱いパフォーマンスを行った、サンフランシスコ在住のクィアポルノスター&パフォーマンス・アーティストのSYD BLAKOVICHが再来日して、ささやかなバースデー・パフォーマンスを行う予定です。必見!!
※BOIイベント「BOYish FRIEND」で熱いパフォーマンスを行ったSYD BLAKOVICHがささやかなバースデー・パフォーマンスを披露!
さらに、サイン入り「Tokyo BOIS!」やTWオンラインショップの商品、トレンディFtMマガジン「laph」の最新号などがあたる豪華抽選会も予定!!(※PM 9時、PM 10時、PM 11時予定。変更の場合もあり。)
そして、TWのエディター浅海さんが、一夜限りのDJを行います。これまで当サイトでご紹介したクィアなアーティスト満載のセレクション、ここでしか聴けないクィアカルチャーDJプレイをお見逃しなく!!
その他、無料フィンガーフードやノベルティ・プレゼントなども予定していますので、是非お越しください!! TWスタッフ一同、お待ちしております★
そしてこの夏リリース予定の、GOLDFINGERとのコラボレーション企画を現在準備中でもあります。詳細はまた追って随時にお伝えしますが、ファッション界の各プロフェッショナルが作り上げるビアンでモードなファッション・ジャーナルを敢行します! その気になるファッション撮影は今週行う予定ですので、Twitter やこちら、6/8のイベントでもまたお知らせしますので、是非チェックを!
【6/8イベント詳細】
●Place/ Bar GOLDFINGER
●Date/ 6月8日(金) 6/8 Fri
●Time/ 20:00~24:00
●Mix (男性も女性入場可)
●Entrance/ 1000yen
(※利益はTokyo Wrestlingの運営費に当てます)
●BAR GOLDFINGERのウェブ/www.goldfingerparty.com/
●ACCESS/ www.goldfingerparty.com/bar/access/
12.06.02
Y.keiser2009
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※Tokyo Wrestlingでもインタビューを行ったアーティスト・ピュ~ぴるさんがご結婚を!
みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
今日はハッピーなニュースをお届けします★
すでにご存じの方がいるかと思いますが、先月、Tokyo Wrestlingでお馴染みのアーティスト・ピュ~ぴるさん がご結婚をされましたので、そのご紹介をいたします。TWのインタビューでも、恋人との素敵なお話を少し伺っていましたので、彼女からご報告を受けたときは、言うまでもなくとてもうれしかったです。Congratulations!!!!!
それで今回、ピュ~ぴるさんからTW読者へのメッセージをいただきましたので、下記に掲載いたします。
TWの読者の皆様こんにちは!
この度、父と母が私を此の世に産んでくれた7月27日に、愛する人と入籍させて致しました。
私は幼い頃より、自分が将来結婚出来るなんて想像すらしていませんでした。
しかし今、私は日本の法律の上で正式に愛する人と婚姻を致しました。
人と人が愛し合う事の素晴らしさをこの手で深く感じています。
そして、これからの日本の美しい未来の為にも今後共活動を続けていきたく強く想っています。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
Life is Beautiful.
Pyuupiru
今後も末永くお幸せに!!!★
また、ピュ~ぴるさんは、「DAYS OF PYUUPIRU」という、“ファンタジーな日常”をテーマにしたカジュアル・チルアウトブランドを最近新たに始めましたので、ますますご活躍の場を広げています。彼女ならではの独創的な世界観全開なアイテムが魅力的ですので、ぜひチェックを!
★ピュ~ぴるさんのウェブサイト
www.pyuupiru.com/
★「DAYS OF PYUUPIRU」のウェブサイト
www.days-of-pyuupiru.com
11.08.21
Y.keiser2009
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※先日INFOコンテンツでご紹介した、Tokyo Wrestlingフェイバリット・アーティストの一人、ブルース・ラ・ブルースの最新作『L.A. Zombie』。(※映画の特別上映会は、7月18日(月)までですので、お見逃しの方は、是非月曜日に!)
みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
先日、INFOコンテンツでご紹介したブルース・ラ・ブルース監督の展示会&上映会 に行って参りましたので、今回はそのフォトレポートをお届け。
※7月23日(土)まで、ヴァニラ画廊でブルース・ラ・ブルースのポラロイドが展示されています。同作品は、2000年から2010年のあいだの実験的パフォーマンスを綴った記録をポラロイド作品300枚以上におさめたシリーズ[Polaroid Rage: Survey 2000 - 2010]なのです。
※ポラロイドをその場で購入できるので(1枚800円)、私も2枚購入しました。左は、TWでも以前インタビューをして、ずっと交流のあるダイク&ファッションアイコンのジェニー・シミズ 。右は、ブルース・ラ・ブルース監督本人。ブルース・ラ・ブルース監督の映画『ハスラー・ホワイト』(’96)の主演で、ゲイアイコン的存在のトニー・ウォードのポラロイドも探してみましたが、見当たらなかったです。ちなみに、個人的にファンでもあるウォードは、『L.A. Zombie』に脇役で出演していました!
※他にも、映画のスチール写真のポスターも展示&販売されています。壁には、最新作『L.A. Zombie』と、日本ではまだ未公開の『Otto』(’08)のスチール写真のポスターが貼られています。(1枚10500円)
※壁に貼ってある上記のポスター以外にも、ファイルにもたくさんありました。お気に入りの映画『ノー・スキン・オフ・マイ・アス』(’90)のスチール写真のポスターを発見したので、これも購入☆ ポスターは、展示会が終了してから郵送される予定なので、楽しみ♪ 自宅のリビングに貼る予定ですが、次回母が日本に来て見たときに、少し文句を言われそう…(笑)。
●日程/2011/7/11(月)~2011/7/23(土)
●場所/ヴァニラ画廊 (東京都中央区銀座 6-10-10 第 2 蒲田ビル 4 階)
●営業時間/平日 12 時~ 19 時 土曜・祝日 12 時~ 17 時 日曜休廊
★7/15(金)、16(土)、18(月)『L.A.Zombie』の特別上映会
※詳細は、ウェブ↓をチェック
●詳細/www.vanilla-gallery.com/
11.07.17
Asami
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こんにちは、エディター&バイヤーの浅海です。
先日からインタビューを掲載している 、ドキュメンタリー映画『ピュ~ぴる』について、公開初日となった3/26に渋谷ユーロスペースにて行なわれた舞台挨拶の取材に行ってきましたのでその様子をお届け!
※アーティストのピュ~ぴるさん(左)・松永大司監督(右)
「もともと友人としてふとしたきっかけから撮り始めたものが、このようなかたちで劇場で公開され、生まれ育った日本という国でたくさんの愛すべき人々に見てもらえて感激している」という挨拶から始まり、集まったたくさんの報道陣を前に、ピュ~ぴるさん・松永監督ともに感無量の様子でした。
映画について、「性同一性障害という言葉や自分のセクシュアリティについて注目されがちではあるけれど、個人としての問題を超えて、家族について、愛することや勇気を持って生きることについてなど、様々な人に共感してもらえる内容だと思うので、是非たくさんの人に知って見て、何かを感じてほしい」と力強く語っていたのが印象的でした。
※会場で募金を行っていることを説明するピュ~ぴるさん
また、今回の東日本大震災をうけて、アーティストとしてできることをしたいとピュ~ぴるさんは説明していました。映画上映会場でも募金箱を設置し、募金頂いた方にはポストカードをプレゼントしています。さらに今後発表する新作についても、作品の売上全額の寄付を予定しているのだとか。
※会場に設置されている募金箱とポストカード
※渋谷ユーロスペースに展示中の作品「PLANETARIA Jupiter」
そして、渋谷ユーロスペースではピュ~ぴるさんのニットコスチューム作品「PLANETARIA Jupiter」も展示中。
とにかく、多くの人に感動と勇気を与える素晴らしい作品です!
震災の影響でエンターテイメントから足が遠のきがちではありますが、とても生きることへのパワーをもらえる映画なので、近郊にお住まいの読者のみなさんは是非足を運んでみてください!
★『ピュ~ぴる』
●監督・撮影・編集/松永大司
●出演/ピュ~ぴる
●配給・宣伝/マジックアワー
●日時/2011年3月26日(土)~
●場所/渋谷ユーロスペースほか
●オフィシャルHP/www.p2001.com
●ピュ~ぴるのオフィシャルHP/www.pyuupiru.com/
11.03.31
Y.keiser2009
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みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
先日、日本初のLGBTアワードこと「Tokyo SuperStar Awards」(以下TSSA)の、一般投票でノミネートされた方や団体 を掲載しましたが、いかがでしたか?
今回、同イベントの審査員としてご指名頂き(※TWは設立や企画・主催等には関わっていません。メディア・審査員としてのサポート・参加のみです)、このアワードに初回から参加できること、大変光栄に感じます。また、LGBT団体が、一般のイベントに劣らない豪華極まりない規模のイベントを開催するのはもはや欧米では当たり前になっている時代ですが、日本で初の試みとなるこのアワードを今後もTokyo Wrestlingで応援していきたいです。
ノミネートに関して、当編集部に数々のご意見・ご感想が寄せられました。「あの人もノミネートしたかった! この人も!」と、様々な見解や要望があるかと思いますが、ノミネート者の選抜は一般投票の結果となりますので、TWの見解と必ずしも完全一致ではありませんが、当サイトでは彼・彼女らを応援・支持したいと思います。
また、「地方の活動家の方の名前がなくて残念」というご意見も届きました。それに関しても、一般投票のため何とも申し上げられませんが、当事者の方の真摯な指摘を尊重するためにも、今後の課題の参考までに主催者側にその旨をお伝えしました。今回はあくまでも初の試みですので、改善点は多々生じるかと思いますが、長い目で温かく見守っていきましょう!
また、恐縮ながら今回TWもノミネートしていただきましたが(※「選考員・協賛」の項目に発表しています)、エッセイ漫画家・竹内佐千子さん 同様に、自身が審査員であるため、誠に勝手ながら賞から辞退させていただきました。せっかく投票してくださった方には申し訳ありませんが、温かいお気持ち、大変感謝しています。どうぞよろしくお願いします!
そして、都庁という空間での開催等に関して、「敷居が少し高い」という意見も多々寄せられました。日本ではLGBTの存在がまだほとんど見えていなかったり、色眼鏡で見られることがまだ多いと感じているので、LGBTが一般的に平等に扱われるためやヴィジビリティ向上のためにも、都庁での開催には大きな意味を感じます。事実、クオリティの高いファッション誌『VOGUE』や『Numero』等のウェブで取り上げられ一般の方から同イベントを知ってもらえたのも、そのお陰ではないでしょうか。また、“国内屈指のホモフォビック”として知られる石原都知事のことも考えると、とても有意義な選択だと個人的に感激しています…笑。
それでは、イベントに来られる方、会場で会いしましょう! 見かけたら気軽に声をかけてくださいね! よろしくお願いします!
※各項目にノミネート者が数人いますが、受賞者や特別賞は、当日(12/4)TSSAのイベントにて発表される予定です。みなさんも結果を予想してみては?
※入場時は混雑が予想されますので、お早めの来場をオススメします。
<授賞式>
名称: Tokyo SuperStar Awards GaLa
主催: intheSTARS
パートナー: G2 / Spindle / Gay Life Japan / TokyoWrestling.com
日時: 2010年12月4日 OPEN 19:00 / START 19:30 / END 21:30
会場: TMGO - 東京都庁 第一本庁舎南展望室45F
地図: http://goo.gl/mTnP
概要: ゲスト、プレゼンテーターを交えた授賞式(立食パーティー)
Tokyoを一望できる202mからの夜景
DJ Tomo Asahina - Fierce Angels ライブパフォーマンス
こども向けチャリティー紹介 ROSES. www.roses-art.com
チケット: JPY 5,000 including Charity, Drinks, Entertainment and Food
販売窓口: e+(イープラス)- Famiポート | Family Martなど
販売期間: 2010年11月1日から11月25日まで(売り切れ次第終了します)
本イベントの収益金の一部はROSES.を通じてRoom To Readに寄付を行う予定です。 www.roomtoread.jp
▽ソーシャル:ネットワーキング:
www.facebook.com/TokyoSuperStarAwards
www.twitter.com/TokyoSuperStar
お問い合わせ先: info@TokyoSuperStarAwards.com
10.11.23
Y.keiser2009
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※東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて、7月19日(月)14:00に上映予定の『スプリング・フィーバー』。
みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
Tokyo WrestlingのTwitterアカウント でもお伝えしたように、先ほど『スプリング・フィーバー』の俳優のインタビューを行いました。それで本記事に先駆けて、まずは彼らのビデオメッセージをお届け!
※ルオ・ハイタオ役のチェン・スーチョンさん。なかなかのイケメンですね!
【メッセージの訳: 「東京は、(他と)違う街。『スプリング・フィーバー』も、(他と)違う映画。月曜日(7月19日14:00)に(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の)上映会に来てね!」】
※ジャン・チェン役のチン・ハオさん。彼もまたイケメン!
【メッセージの訳: 「TWのみなさん、こんにちは。月曜日(7月19日14:00)に(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の)上映会にWelcome!」】
と、ここで終わったかと思いきや、サービスでもうひとつメッセージを言ってくれたので、慌ててビデオをまたONに! 笑顔がとってもキュートですね!!
【メッセージの訳: 「あなたを(会場で)待っているよ!」】
もうこれは行くしかないですね、みなさん!(笑)
本作は、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞するなど、とても興味深い作品ですので、行ける方は7月19日(月)14:00に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に足を運んでみては。上映後、俳優さんたちのトークセッションも予定されていますので、彼らに生で会える貴重なチャンスです! インタビューは、10月中旬の日本の公開にあわせて掲載します。お楽しみに!
★東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のサイト↓
http://tokyo-lgff.org/2010/
『スプリング・フィーバー』
●英題:Spring Fever
●監督名:ロウ・イエ
●製作年:2009年
●製作国:中国、フランス
●トークセッションのキャスト: チン・ハオ(QIN Hao) & チェン・スーチョン(CHEN Sicheng)
●協力: アップリンク
●公式ウェブサイト: www.uplink.co.jp/springfever/
【story】
前作「天安門、恋人たち」(06年)で5年間の映画製作禁止処分を受けたロウ・イエ監督が、現代の南京を舞台に、5人の男女の、移ろい、漂いゆく愛と生活を物語る。2009年カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作品。
女性教師のリンは、夫のワンに愛人がいるのではないかと疑い、ルオという名の若者を探偵として雇い、夫の行動を探らせる。その結果、夫が密会している相手が女性ではなく、ゲイの青年ジャンだったことがわかり、リンはショックを受ける。リンとワンの結婚生活が破綻に向かう一方、ジャンは苦境に陥ったワンから距離を置き、この一件で知り合ったルオに接近するが…。
10.07.17
Y.keiser2009
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※世界的ファッションデザイナー、トム・フォードの初監督作品『シングルマン』が東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のオープニングを。
みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
無事トロントの出張から戻りました!
Tokyo WrestlingのTwitterアカウント でもお伝えしましたが、空港に到着した時、ゲイセンスが輝くショーでも話題のフィギュアスケーターでTW応援のジョニー・ウィアーも偶然成田に着いていました! 帰国早々うれしいクィア的サプライズでした♪
さて、本日いよいよ第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 が本日始まりますが、読者の方で行かれる方も多いのでは? 私ももちろん、本日『シングルマン』 と『大変!息子がゲイなんて!』を観に行く予定です!
同映画祭に関しては、先日、インターナショナルで超ゲイフレンドリーなWebマガジン「タイムアウト東京」用に同イベントの代表のインタビューを行ったのですが、その記事が同サイトに掲載されましたので、お知らせいたします。
映画祭がスタートした当初の傾向やスポンサー、最近の前進などについて興味深いお話をたくさんして頂き、また、記事の2ページ目では映画祭のプログラムのハイライトをいくつかピックアップしているので、映画ファンは是非チェックしてくださいね!
『第19東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010』Part 1 & 2↓
www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/938
www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/939
『第19東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010』Part 1 & 2 英訳↓
www.timeout.jp/en/tokyo/feature/943
www.timeout.jp/en/tokyo/feature/947
★第19東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010のホームページ↓
http://tokyo-lgff.org/2010/
10.07.10
Y.keiser2009
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※カミングアウトしている女優のシンシア・ニクソン。先日日本で開催された映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』の記者会見にて。
みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
話題沸騰中の映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』(以下SATC2)が遂に公開されましたね!! Tokyo Wrestling読者にも、この日を楽しみにしていた方もたくさんいるのでは!?
さて、先日ここでご報告した、メインキャストと監督5人揃っての前代未聞の記者会見のフォトレポート に続き、今回はその質疑応答で特別輝き、興味深いエピソードを明かしてくれたシンシア・ニクソンについてご紹介したいと思います。
ご存じと思いますが、同作品で弁護士・ミランダ役を好演しているシンシアは、私生活では5年ほど前から女性と交際 していて、前パートナーとの間に設けた子どもを現在2人で育てています。交際当初はあまり多く語りませんでしたが、数年前にその恋愛をオープンにし、以降、「彼女が“彼女”だから愛しているし、今とても幸せ」といった内容を堂々とあらゆるシーンで語っています。
会見でも一目瞭然でしたが、充実した恋愛をしているかのような幸せオーラが彼女から溢れ出ていました! 現在は同性婚の活動家としても知られ、多くのゲイやレズビアンのファンを獲得していますが、TWチームも彼女の真摯でパワフルな発言や姿にいつもインスパイされています!
そして、監督や脚本家の多くがゲイであるため、同作品はクィア要素満載ということでも有名ですが、『SATC2』のストーリーで、同性結婚式が挙げられています! そのため、海外のゲイメディアでキャスト全員が同性婚 についての意見をインタビューで聞かれたりしていますが、「ゲイやレズビアンが結婚をしてはいけない理由がまったく見あたらない」、「ニューヨークのような進歩的な街で同性婚がまだ合法じゃないのは本当にひどい」などと答え、それぞれ確固たる支持を表明しています。
★キャスト4人の、同性婚についてのインタビューは、こちら↓ キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーが冒頭で、エイズで亡くなった初めてのゲイの親友について語っている内容にもご注目を。
www.youtube.com/watch
日本の質疑応答では劇中のゲイウェディングについての話題は残念ながらあがりませんでしたが、記者からある鋭い質問が投げかけられました。
【記者の質問】
●『ニューヨーク・タイムズ』や『グワーディアン』など英米の雑誌では、実はこの映画は厳しく評価されました。理由としては、とくに中東の女性差別について「ちょっと甘いんじゃないか」ということが言われました。それで、私は少し心配しながら試写会に行ったのですが、作品を観て思ったのが、この映画は“女性版007”ではないかと! 要するに、完璧な作品ではないかもしれないけれど、女性にとって、楽しくって面白くって、力強くて勇気をもらえるような映画ではないかと感じました! 誰に何を言われようと、「伝わる人には伝わって欲しい」、というお気持ちで作られた映画なのでしょうか。
監督が、「“女性版007”とは、非常に鋭い観察だと思います(笑)。(劇中でキャリーが愛して止まない)マノロ(シューズ)は、(『ジェイムス・ボンド』で見る)スポーツカー以外の何物でしょうか…?(笑)。」と、ゲイ的粋なコメントで観客の笑いを誘った後、このように続けました。
「どんなに派手でグラマラスで、あり得ない世界であってもいいんです。本作は、この作品を観ている女性にとって、その一番根底の部分で女性のリアリティをきちんと踏まえているから。それと、普段見慣れているものをわざわざ映画館に観に行きませんよね(笑)。普段見られない世界だからこそ映画館に行くという女性の願望を叶えている作品でもあると思います。そして長年、4人のキャラクターを様々な形で表現してきましたが、この作品を作る上で一番心がけていることは、今までやったことは絶対にリピートしないということ。それは今回も守られています。And we... LO-VE it!」と、きっぱり。
そして、次の質問に移ろうとしたとき、シンシアがコメントをしたいと申し出て、力強い発言をしつつ、同ドラマがどれだけ社会現象を巻き起こしたかを裏付けるエピソードを明かしました。
【中東の女性差別についての私たちの描写が“政治的に少しソフトすぎる”という批判について、少し補足したいと思います。まず、私たちのドラマは、当初スタートした時も今も、政治的なドラマや、問題提起する作品ではないということです。もし何か言うとしたら、“社会風刺”です。
単に、女性たちの生活と、その彼女たちが人生で行う様々な選択を描いているだけです。でも何が興味深いかというと、この作品を観た観客が、いかに政治的に受け止めたかです。
数年前、保守的な共和党の全国大会がニューヨークで開催されたのですが、とても驚いたことが起きたのです。そこに出席していた女性が、このようなメッセージを書いたTシャツを着ていました。当時の対抗者が民主党のジョン・ケリーだったのですが、(キャリーをかけて)「キャリー(という名前は)私たちを代弁していない。キャリー・ブラードショーもジョン・ケリー、どちらもね」(※米共和党は、保守的で同性愛者に厳しいことでも有名で、米LGBTの大半は敵として感じている党。SATCの主人公キャリーが共和党に敵対する民主党のケリーと一緒にされるのは、作品がリベラルでゲイフレンドリーということも必然的に示唆。)
人々が、そこまで私たちのドラマを政治的に受け止めていたことに本当に驚いたわ!!(笑)。だから、私たちが“政治的に甘すぎる”という批判をしている人がいるかもしれないけれど、まず政治的なドラマを作るのが私たちの意図ではなく、私たちの意図は、4人の女性の友情に関してのコメディを作ることだけ。でもこのことが、実は大きなことだということが判明したの。
ファッションやグラマラスでゴージャスなライフスタイル、私たち女性とその友人たちの実生活を見せたことだけなのだけれど、それが意外にも人々にとっては非常に重要なことだったの。だからこの映画は、私たちのこの“ソフトなタッチ”で、想像以上に政治的に人々に大きく響いているのです。】
と、熱く反論するシンシアは、知性とパワーそのものでした!! 一見ライトな作品や描き方であれ、女性とその視点を中心に描いたロングランな作品は他に無く、さらにその主人公の、自身のライフスタイルや仕事を貫く自由でダイナミックな姿は、世界中の女性にとってエンパワメント的で意義あるのは確か。さすがTW一押しのタフ・クィアウーマン、今後も大注目&応援!!
『セックス・アンド・ザ・シティ2』
6月4日(金)より 丸の内ピカデリー他 全国ロードショー
配給/ワーナー・ブラザース映画
監督/マイケル・パトリック・キング
出演/サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・ディヴィス、シンシア・ニクソン
公式サイト/www.SATC2.jp
10.06.05
Y.keiser2009
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※初めてオールキャスト&監督が揃って来日したという、豪華極まりない記者会見。左から、ミランダ役シンシア・ニクソン、シャーロット役のクリスティン・デイヴィス、サマンサ役キム・キャトラル、キャリー役サラ・ジェシカ・パーカー、監督でゲイとしてカミングアウトしているマイケル・パトリック・キング。
みなさん、こんにちは。チーフエディターのカイザーです。
本日、Tokyo WrestlingのTwitterアカウントページ でお伝えした通り、大ヒット映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』の女優&監督の記者会見に行って参りましたので、フォトレポートをお届け!
※劇中以上に美しかったキャストたち。グラマラスなオーラを終始放っていました!!!
4人のキャストを生で見てとくに印象的だったのが、全員がスクリーンから直接出てきた感じでした! とくに、ゲイにも大人気のサマンサ役のキム・キャトラルは、まさに迫力満点のサマンサそのままで、劇中でも見られるそのダイナミックな人柄とユーモアで記者たちを大いに楽しませました!
※シャーロット役のクリスティン(中央)が、SATCでいつも見るシャーロット独特のわざとらしい&キュートな笑顔そのままだったのがウケました(笑)。
そして、TWでも日本でいち早くカミングアウト をお伝えして注目しているミランダ役のシンシア・ニクソンは、予想以上にとっても輝いていました!! 記者会見でもその知性が垣間見られ、とにかくその自信に満ちた幸せオーラが素敵すぎでした!
※誰よりも光を放っているように見えた、インナービューティがにじみ出ているミランダ役のシンシア・ニクソン。LOVE!!!!
※横顔も美しい!!!
※以前、TWでもお伝えした、シンシア・ニクソンの同性婚についてのスピーチで、クリスティンが彼女をサポートしていた通り、記者会見でも2人の仲の良さが感じられました。
記者会見の内容については、また後日掲載予定です。SATCやシンシア・ニクソンのファンは、お楽しみに!
『セックス・アンド・ザ・シティ2』
6月4日(金)より 丸の内ピカデリー他 全国ロードショー
配給/ワーナー・ブラザース映画
監督/マイケル・パトリック・キング
出演/サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・ディヴィス、シンシア・ニクソン
公式サイト/www.SATC2.jp
10.05.31
Y.keiser2009
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※今週末公開予定のガールズムービー『カケラ』の監督・安藤モモ子さん。
みなさん、こんにちは。 チーフエディターのカイザーです。
昨日、女の子同士の恋愛物語を描いた映画『カケラ』の監督・安藤モモ子さんのインタビューを行いましたので、記事の掲載に先駆けて一言を。
ご存じの方も多いかと思いますが、『カケラ』はスタイリッシュ・レズビアンドラマ『Lの世界』 でも絵を提供していた漫画家・桜沢エリカさんの、女の子同士のラブストーリーをおしゃれに描いたコミック『ラヴ・ヴァイブス』の映画化です。
安藤さんはとてもユーモアがあってフレンドリーな明るい方という印象で、インタビューで同映画やクィアについて興味深いストーリーをたくさんオープンに語ってもらいました。
なかでもとくに面白かったのが、お母さまでエッセイスト・タレントの安藤和津さんが、映画を作る数年前に、モモ子さんに言ったこのパワフルな言葉。「あなた、初監督は女の子同士の恋愛を描くべきよ!」。この頼もしい言葉が実現したのはうれしい限り(笑)。
また、あるクィア映画の主人公を熱演した大物女優に恋していたエピソードや、映画のビアン的裏話もたくさん語ってもらいましたので、お楽しみに!
●『カケラ』
監督:安藤モモ子
出演:満島ひかり、中村映里子、かたせ梨乃、ほか
4月3日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー
配給:ピクチャーズデプト 配給協力:ピックス
© 2009 ゼロ・ピクチュアズ
★オフィシャルサイト↓
http://love-kakera.jp
★安藤モモ子さんのオフィシャルブログ↓
http://momokoando.blog
10.04.02